万能の天才
朝から、Windowsの更新攻撃で、何度も再起動させられてしまい、何を書こうとしていたのかをド忘れしてしまったオッサンです。w
さて、4月15日は、万能の天才:レオナルド・ダ・ヴィンチの誕生日です。
ダ・ヴィンチは苗字ではなく、
ヴィンチ村のレオナルドくん
ということになります。(ラノベのタイトルに出来そうw)
フルネームは、
レオナルド・ディ・セル・ピエロ・ダ・ヴィンチになります。
その才能が発揮された分野は、幅広く
が、知られています。
私たち、ものづくり屋にとっては、憧れの存在なんですよね。
理由は、【工学系統】に近い感性で仕事が行なわれているからです。
特にその論理性と緻密さは群を抜いており、手稿がすぐには公開されなかったことが残念に思える程です。
当時の欧州は、ルネサンスや宗教改革があり、変革の時代でした。
そのため、きな臭い戦争も多数発生していたのです。
そういう情勢下にあったこともあり、レオナルドは、軍事技術者としてのキャリアを重ねていくことになります。
(絵画については、副業的スタンスだったようです。)
軍事技術者であったレオナルドは、
要塞の設計(建築家としてのレオナルド)
戦車、攻城兵器等の設計(ものづくり屋としてのレオナルド)
水道や都市整備の設計(建築家としてのレオナルド)
ついでに、絵や彫刻といった芸術面の活動も出来ますよ(芸術家としてのレオナルド)
として、就職活動に応募したりしています。
トム・ハンクス主演の映画『ダ・ヴィンチ・コード』では、レオナルドの【最後の晩餐】が重要な役目を果たしたように、現代のレオナルドの画家としての名声は凄いものがあります。
でも、存命中は、その作品数の少なさもあり、画家としての名声はそれほど高いものではなかったようです。
(そのため、上記のような軍事技術者としての就職活動をしたりしているわけです。)
さて、レオナルドは、その多彩な才能により、多くのアイデアを考案し、メモに残しています。
その大部分が、アイデアだけに留まり、後世に引き継がれなかったのは残念です。(引き継がれていれば、もっと早く自動車や航空機が登場したかもしれません。)
測量に基づく精密な地図の製作 (都市イモラの地図が有名)
ヘリコプターの考案(アイデアだけに留まる)
360度攻防可能な戦車(アイデアだけに留まる)
自転車(現在のものとあまり変わらないレベルだがアイデアのみ)
そうそう。ここまで書いて、ようやく思い出しました。
今日は、【ヘリコプターの日】だったんですよね。
で、レオナルド・ダ・ヴィンチを思い出したんです。
あと、【空飛ぶクルマ】についても。
ただ、個人的には、微妙に感じてもいます。
技術的には、【空飛ぶクルマ】は、実現可能だと思いますし、すでに、空は飛べているものもあります。
私が危惧しているのは、運用面の方です。
続々と課題が出てきます。
アメリカのように広大な土地があり、都市間交通の手段として、空を飛ぶというのであれば、まあ、可能かなと思います。
でも、日本の場合、陸地であれば大体は住民がいますし、空を飛ばないといけないような長距離移動というのも少ないです。
また、空を飛ぶわけですから、普通の自動車よりも整備不良が引き起こす問題は大きくなります。
当然、整備をするための受け皿が必須になります。
安全面を考慮し、AIでの自動運転をするにしても、航空管制がなければ、他車とのニアミスを続発しますし、最悪の場合、衝突事故にもなりかねません。
車種によって、風への耐久性も異なるでしょうから、風の状況によっては飛行禁止になる車種も選別しないといけないでしょうし、そもそも運転者が常時、天候情報を把握して空を飛べるかどうかの飛行計画を立てられるのかも疑問です。(この辺も含めて、AIでやらせるのかもしれませんが・・・)
まあ、色々と考えた場合、日本での運用は、
離島間飛行
をメインに考えるべきじゃないかな? と思っています。
日本は、世界有数の島嶼国ですし、利便性の観点からいっても、離島移動が一番使い勝手が良いのではないかと。
いわば、渡し船ですよね。
でもまあ、色々な事業が立ち上がる事自体は悪くはないと思っています。
それでも、都心部で空飛ぶクルマは、かなり難しいと思っています。
ヘリコプターの日であり、レオナルド・ダ・ヴィンチの誕生日であることから、空飛ぶクルマを連想し、でも、現実的な運用方法が難しいんだよなあ、と思ったことをツラツラと書こうとしたら、Windowsの更新に阻まれ、何を書こうとしていたかを忘れていた朝でしたが、書いている途中に思い出し、最後の最後に、わざと、長い一文で締めくくろうとしている変なオッサンでした。(何文字いけたやろ? w)
チャンチャン。
しがないオッサンにサポートが頂けるとは、思ってはおりませんが、万が一、サポートして頂くようなことがあれば、研究用書籍の購入費に充当させて頂きます。