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PC修理(pci.sysエラー)

昨日、社員から会社で使っているパソコンが壊れました、と報告がありました。
画面の写真を取り忘れてしまいましたが、

次のファイルが存在しないかまたは壊れているため
Windows を起動できませんでした
System32\DRIVERS\pci.sys

windowsXPのエラー画面表記より

というエラーメッセージが・・・
まあ、年代物のパソコンだし、仕方ないよな、とは思ったものの、ウチの設備機械へのプログラム転送がRS232Cを介して行なわれているので、直しておかねば、となりました。
(USB-RS232C変換という手もあるにはあるのですけどね・・・)

でまあ、最初に考えたのが、Windows XPのCDによる復旧作業です。
社員にXPのCDはどこ? と聞いてみると、
「捨てました-。」
「オイオイ(--;」
ということで、回復コンソールを使ってのリカバリー対応ができない。
ううむ。他のPCを引っ張って来るかな? と、思いつつ、ネットで検索すると、

pci.sysエラーの場合、ソフトよりハードに問題がある可能性が高い。

という情報がありました。(エエ情報ありがとう!)

となると、pciデバイスだよな・・・
ん~っと、メモリが一番怪しいかな?

ということで、Amazonで、対応するメモリを物色する。
「な、なんやて! (工藤)」

512MBのメモリが、167,000円!?
うそ~ん、と焦りまくるワタクシ。
いやいやいや、無いわ~、これは無いわ~。
もっと安いのんあるやろ?
と、さらに下の段を見て行くと

20,400円
18,900円
16,700円

う~ん。まあ、そうなんやけど~・・・ん?

980円!? (安っ!)

大丈夫か? と思うぐらい安い価格設定でしたが、バルク品で対応メモリを発見。

とりあえず、急場が凌げればエエんや、と思い、ポチっとな。
メモリ2枚購入しました。

980円のメモリ

これで、何にも反応しなかったら、笑って捨てるしかないな・・・と思いつつ、パソコンカバーを外す。

PC内部

メモリは、画面中央のやや右に縦方向に二つ刺さっている状態。
で、外そうと白いレバーを見ると、下に水平に走っている基盤が邪魔で外せない。
ということで、メモリを外す前に、基盤を外すことに。

基盤を外すレバー

基盤の下をのぞき込むと、指で示している個所にも白いレバーが。
ここを押し込んで、基盤を引き抜いていく。

メモリを外すレバー

いよいよ、本丸のメモリーを外す。(いよいよと言うほどの苦労はしていないが・・・)
パチンパチンと。
あとは、エアブローでホコリを飛ばし、分解した手順と逆向きに、購入したメモリから挿入して組み立てていく。

で、無事に組み立て終わったので、通電させ、パソコンを起動
・・・
・・・
しばし待つと、見慣れた画面が起動。
おし、直った。

ということで、社員を呼んで、修理完了を告げ、終了しました。
今回の修理は簡単すぎたので、大した内容ではないですが、「pci.sysエラー」が出たよ~という方のために、記録として残しておきます。

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