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経営談義

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社長になったのは西暦2019年(令和元年)からですが、後継者として経営を学び、 取り組み始めたのは、西暦2000年(平成12年)からです。 その間、色々なことを学んだので、若い経… もっと読む
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記事一覧

入社前・入社後

入社前・入社後

 入社早々退職する。
昔からありましたが、今は退職代行の普及もあり、よりお手軽感が増したという感じでしょうか・・・

辞める理由が、入社前と入社後のギャップだそうです。

なるほどと思う反面、どういった事前調査をして入社を決めたのだろう? と思いました。

記事では、髪の色が自由という条件で入社したのに、それが反故にされたというもの。

なるほど。髪の色ですか・・・
個人的には重要事項だったのかも

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製造業のDX化

製造業のDX化

 製造業のDX化に関する記事がありました。
図面が3Dデータ化されていないというおはなしですね。

日本でDX化が進まない理由は・・・いくつもあります。
あまりにもありすぎて全てを網羅することは難しいと思います。
なお、記事の中ではメーカーと外注先での3Dデータのやり取りだけを扱っていました。
※)データのやり取りそのものは30年ぐらい前からありました。

他方、記事では踏み込んでいないのですが、

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長野キャンセル問題

長野キャンセル問題

 長野県が防護服の注文をキャンセルした件で地裁の判決が下りました。

下請法にもあるのですが、「物品購入状況説明書」なる書面を出したのであれば、内示に当たるとして契約がなされたとみなされてもおかしくはないです。
※)当該企業規模と発注側が地方行政であることから下請法が適用されるわけではないのですが・・・

この時点までだと、3条書面が発行されていない点から判断が分かれる可能性はあります。

もう一

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家業について

家業について

 そこらへんの経営者さんの記事。
家業エイドでピックアップされていたので、読んでみました。

その他にもいくつもの記事で、うん。分かる。共感する。というところが多かったです。
経営に携わったことがある人なら共感するし、経営に携わったことが無い方なら、経営者ってこんなこと考えたりしてるんだ~と理解しやすいと思います。

もっとも社長の考えなんか知らん! 知りたくもない!
という方には、お奨めしません

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管理職の残業代

管理職の残業代

 記事を読んで・・・
改めて、管理職って不遇だよなあ・・・と思いました。

その中で注目したのが、残業代です。
記事にもあるのですが・・・

残業手当のつかない管理職

残業手当がつく一般職

となっていますけれども・・・
これは間違いでして・・・

管理監督者以外は、残業手当がつきます。

管理監督者とは、
「労働条件の決定その他労務管理について経営者と一体的な立場にある者」
のことです。

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水道哲学の誤解

水道哲学の誤解

 経営の神様と呼ばれる松下幸之助翁。
松下思想の骨格となるのが、水道哲学です。
ただ、世間一般が解釈している水道哲学は、多分に誤解されすぎているかな、と思います。

というのも、本来の水道哲学は、

生産者が繁栄するための利潤を確保出来ることが前提

となっているからです。
水道哲学をもって、遍く貧しさが払しょくされる理想郷の如く受け止められる方が結構多いのですが、突き詰めて考えると、決してそうで

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面接の質問

面接の質問

 記事を読んで、思わずクスリと笑ってしまいました。

うん。そうだよね。

絶対に御社でなければ・・・

と言われるだけの会社って、かなり特殊だと思います。

その業界の中で超一流の立ち位置にある会社とか、とんでもなく高額の報酬を出す会社とか・・・
相当に抜きんでた特徴がある会社でなければ、回答する側が困りますよね。
だから、

「なぜ弊社でなければならないのか? 」

という質問はしたことがない

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財政出動

財政出動

 需給ギャップを埋めるためには財政出動が一つの手段となります。
その財政出動の定番となるのが、ハコモノです。

東京五輪や大阪万博も景気刺激策としての財政出動になるわけですが・・・

高度経済成長時代と異なり、現代ではハコモノについての経済波及効果が大きく減っているようです。

理由は、様々なものが絡んできていますので、全部書き出すことはできないと思います。

そこで、下請けサイドから見た理由だけ

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株式会社

株式会社

 googleの推奨記事にあったのですが・・・

という記事のしょっぱなに、

「で、社長、何で御社(おんしゃ)は株式会社なんですか?」

という質問に社長さんが回答できないでいました。
さらに、質問した記者も答えは良く分からないと・・・

う~ん・・・そうなの???
ていうか、大丈夫なの? この記事??? と疑問符が・・・

この質問への解答で最初に来るのは非常にシンプルでして、

社会的信用を

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パワハラ

パワハラ

 パワハラ社長のニュース。

動画を観る限りでは、当たりが強い社長さんだなあと思いました。
机を叩いている辺り、威圧的でもありますね。

ただ・・・

基本的には、ミスを繰り返しているから叱られているわけで・・・
しかも、そのミスが何も考えない、何も改善しないという理由に起因しているわけなんですよね。。。

少なくとも、叱られるのは妥当かな・・・と思いました。

要は、叱り方が問題、ということにな

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原作者は孤独

原作者は孤独

 「セクシー田中さん」の原作者、芦原妃名子さんが、お亡くなりになら寺そうです。

深く哀悼の意を表するとともに、お悔やみ申し上げます。

作品を読んだことは無く、番組も拝見したことがないので、作品に対する評価はしません。

問題は・・・

原作者がそこまで追い詰められる状況ってどうなんだろう?

という点です。

「はじめの一歩」で有名な森川ジョージ氏は、

原作者は絶対的存在であるがゆえに、何か

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なぜ書くのか?

なぜ書くのか?

 とあるnoterさんの記事を読んで、ハッとしました。

なぜ、noteを書くのか?

それを最初に決めておかないと、ボケボケのアカウントになってしまう。

うん。私のアカウントがそうだわ。

元々、会社、もしくは社長のブランディング(事業内容や人となり、個性を開示)するために始めたのが、このnoteです。

なぜ? と言われれば・・・事業に貢献するようなものであればいいかなあ・・・と。

であれ

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ものづくりの衰退

ものづくりの衰退

 40年ぐらい前と違い、今の日本は、ものづくり大国ではありません。

というか・・・
現時点で、ものづくり大国と呼べる国は世界中を探してみても・・・
どうでしょう? 存在するのでしょうか?

個人的定義になるかもしれませんが、ものづくり大国と呼ぶには、

プロダクトイノベーション(新商品開発力)

プロセスイノベーション(生産革命)

オープンイノベーション(産官学や企業間連携)

を 国内ですべ

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仕事始め

仕事始め

 今日から仕事始めです。
といっても・・・
年初はお客さん自体が挨拶まわりに出かけているため、挨拶に行っても空振りするだけなんですよね。。。
ということで、今日は、年末に入ってきた見積案件と年末締の伝票関連を処理する一日になると思います。

ウチの会社は町工場になります。

わざわざ、「アルミ加工の」とつけているのは、大阪市内に松井製作所という大企業があるからです。
その影響なのか、頻繁に間違い電

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