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実家と母とわたし ご近所さん編

実家で育った金柑と紅葉と紫陽花

実家の家具、電化製品、荷物すべて撤去完了し、完全空き家になりました。

実家撤去作業に幾度と足を運んだ数ヶ月。

母が住んでいた頃には、こんなに頻繁に足を運んだことは無かったな。

実家に行きたいと思わなかったし、なんでこんなところに住んでるの?くらいに思っていた頃もありました。

今回何度も足を運び、近所を歩き買い物し、ご近所さんに挨拶したりお話をして触れ合いながら、人の優しさやあたたかさをたくさん感じました。

母の居ない実家で母が長年関わってきた土地と人たちから、人と関わることの大切さを教えていただ日々でした。


帰ってきてグッたり疲れを感じているとき、着信あり。

実家の裏のお家ご主人様からです。

「二階の窓が開いてましたよ、よければ脚立でのぼって閉めときますよ」


なんと!

「いえいえ、お怪我されたら大変ですし、家は壊すので、そのままでいいですよ、ありがとうございます」なんて言いながら、

ご近所付き合いって、こういうことかぁと、いい気分でやり取りを味わいました。

(結局、戸締りして頂いたのでした)

実家の庭にある金柑の木は、このご主人様が苗木を買ってきてくれたんだそうです。

何十年で立派な木に育ち、沢山の実がついていました。

庭の金柑、紅葉、紫陽花は、枝を切り持ち帰り、水切りをして一晩明けたらイキイキしていたので、ウチでうまいこと育つといいなぁ。

(ご主人様に、ウチでの育て方も聞いておいた笑)

ありがとうご近所さん。
ありがとうございます。

緑の布団は、わたしがちっちゃい頃のお布団


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