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幼なじみのお母さまにお会いして、嫌だった記憶に変化が起きました。

桃は、幼なじみのお母さまからいただきました。

幼なじみから、膝の手術を前にして不安で眠れくて食欲も無くなったという、お母さんの話を聞いて貰えないかという連絡を受け、30年?ぶりくらいに、お母さまに会いに行きました。

私は小さい頃から20代まで、社宅住まいで社宅に住む子どもから親まで全員が大家族のように暮らしていました。

なので、お母さまというより、身内のおばちゃんおじちゃんに会いに行くような気分で伺いました。

おばちゃんもおじちゃんも、あの頃のままじゃないのだけれど、わたしの目に映るふたりはあの頃のまま、わたしはちびけいに戻っていました。

おばちゃんのお話をたくさん聴いていると、胸につっかえていた不安や怖さ、嫌な気持ちが溢れてきました。そして周りを思う優しさから言えなかった本音がポロリ。

あ〜なんだかスッキリした、胸の辺りのつっかえていたのが取れた、けいこちゃんに来てもらって良かったわぁとホッとした面持ちで涙を流していました。

わたしこそ、会えて嬉しかったです。

本当は、社宅住まいの過去は、わたしにとって嫌な記憶だったんです。

社宅の立地的には良い場所で、住んでる場所を言うと、良いところに住んでるね、一軒家?、お金持ち、お嬢さま、みたいなことを連想され言われ、そういうイメージをもたれていることを感じていました。

実は、家族4人が住むには、ちっちゃ過ぎる間取りと部屋数。

言いたくない事実を口にしたくないから、イメージを持たれたまま。そこに違和感を常に持ちながら過ごしていました。

だけど、そこに住む人たちは、あたたかく優しさに溢れていたんだなぁと気づくことができて、私の小さい頃の記憶に変化が起きるひと時でありました。

おじちゃんからは、仕事をしている時の父の話を聞くことができて、亡くなった父の姿も思い起こすことができました。

おばちゃんもおじちゃんも、わたしも生きてて良かった。

また会いに来ていいですか。
来て来て!

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なんかいいこと、きっといいこと、ちょっと素敵ないいことが起きるから…生きていこう!

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