いい曲のいやな思い出

一方で「この曲が好きだ」という声と、もう一方で「この曲が嫌いだ」という声を聞いた。

YOKAZEという曲である。


私はいつもスケボーに乗るときはこの曲と「いかれたBaby」を必ず聴く。だから、私にとってYOKAZEはいい曲だ。

これを嫌いだという人いわく、「嫌いな先輩がYOKAZEを好んでいたせいで、曲を聴くとその人を思い出す」とのことだった。

どんなにいい曲でも、その音と嫌な思い出がくっついてしまうと、いやな曲に聴こえるのかもしれない。


それはとても辛いことだ。いつか、YOKAZEといい思い出がくっついて、いや、せめて普通の思い出でもいい、それによって彼がこの曲を「好きでも嫌いでもない」と言える日が来て欲しい。