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2年越しの返事

私のnoteで2番目にアクセスされている記事で紹介した人に連絡した。

ここに書いた「内臓を壊しながら仕事している人」だ。彼は胃から出血してしまい、入退院を繰り返していた。2020年の話である。

私はこの記事を書いた4ヶ月後に大学へ編入した。

実は彼が大学を勧めてくれたのだ。

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彼は私に、「英語が得意なら教員免許を取ってもいいかもしれないよ」と言ってくれた。熾烈な配属先でいっしょに働きながら、傷つきながら、昼食時にファミレスでそう提案してくれたのを覚えている。

「増田くんは、先生なんか向いてるんじゃないか?」「教員免許があれば、学校に限らずいろんな仕事ができるようになるよ」と。

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今週、彼に教員免許の取得見込を証明してもらえたことを報告した。

今はもう、私も彼も別の場所に配属されている。もっというなら、彼が今どこで何をしているのか知らない。


彼はとても喜んでくれた。「念願叶いましたね。努力の賜物ですね。
私も嬉しいです」と言ってくれた。

彼もあの会話を覚えていたみたいで、よかった。

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というわけで、今は転職活動中である。

教員免許だけでなく、大卒資格も取った。私にとってこの2年間は、人生初の大学生活の時間でもあった。

学歴と資格を得てみると、転職活動の手順が大きく変わることも知った。学歴なんて関係ない!・・・と言いたいところだが、普通の人は普通に勉強したほうがいいのかもしれない。


将来どうなるのかは私にもわからない。でも、やっぱり2年後には、今の願いのうちどれかが叶ってくれていたらなと思う。

それで、今私の相談を聞いてくれている友人たちに、「やったよ!」と言いたい。