2021 第10節 ジェフ千葉 vs SC相模原

　第10節。

　3連戦最後の試合はホームに相模原を迎えて。今シーズン、ジェフとすればスタートダッシュが出来ずに、開幕から中々勝ち星が拾えない中、ここのところ調子をあげつつもあり、今日のような対戦で勝点を取れるかどうかが、今後の立ち位置を決めていくのだろうと思っていました。勝てれば、これでいいんだという自信や確信につながるものが、似たようなゲームをしながらも、負けることで疑心暗鬼な部分が見え隠れし始め、負の連鎖なんてことも。
　そんな意味からも長いシーズンのひとつの黒星といいながらも、今日のゲームを取れる取れないは、結構大きなポイントだったのではないかと、誠に勝手ながら危惧しているところでございます。

　今日はスタジアムで観戦しました。今シーズンは開幕戦に続いて２度目のフクアリでございます。天気もよくて、暑すぎず、寒すぎず。観戦するのに最高のコンディションでしたね。勝てればこれまた最高だったのですが。

　まず、何よりも試合の入りのところの印象ですが、秋田戦の時ほどでないにしろ、フワーとした入りだったと思います。決して悪いってこともなかったと思うのですが、良くはなかったですね。
　なんとなく、テンポも遅く、構える相手に悪い言い方だけどノラリクラリとした攻撃。あとは、両チームだけど、前半からアクシデントで選手交代。いきなりの途中出場でゲームに中々入れなかったのか、ミスもなんとなく目立っちまいました。
　もう一つ負の要素で、連戦最後のせいか、体がきつそうに見えました。見木とか福満とか。そんなわけで、選手個人では、気持ちこそ見えていたものの、チーム全体的に前節ほどの勢いのようなものは、物足りなかったな。という感想です。
　失点のシーンは、ロングスローからの展開で、２つ３つブロックして、凌いだかなと思ったんだけど、こぼれた先は相模原の選手のところ。ついてないという言い方は少し甘いかもしれませんね。1番はじめにファーまで流れたところできちっとクリアしてればそのあとのわちゃわちゃまでいかなかった。あとはあの失点があったとはいえ、得点が奪えないところが今勝点が積めない最大の原因です。
　今日の攻撃では、得点が匂ったのは1度か2度。ミドルでも枠に飛ぶようになれば、そのチャンスは３度か４度。セットプレーの精度が上がれば、５度、６度。そんな風に仮に失点しても、チャンスが増えてくれば、ゴールも増えていくと思うけど、これいかに。
　
　今は、サイド攻撃を軸に、隙アラバ中央といった形だけど、きれいにサイド攻撃からゴールというシーンはあんまないしな。
　結果でしか話されないからやっぱ、あれだけど、失点から崩れて大量失点とか。
　そういう事があるわけではないから、守備のところは、ある程度集中できてる時間は長く保ててると思うけど。
　悔しいけど、まだまだですね。プロですから、引きずらずにキッチリ切り替えてまた勝点をとれるように、トレーニングを続けて欲しいです。

　失点もロングスローでしたが、ジェフのルーキー、ブワちゃんもかなりのロングスロワーでしたね。さすがに自分でなげて、自分で合わせるわけにはいかないから、ソロモン君と一緒にでてるときしか、お目にかかれないのかな？
　まあ飛び道具にたよらず、地道に守って、地道に攻めて。
　地道に勝点を稼げるチームになってほしいです。

　次節ついに、アウェイ新潟。今日の敗戦を払拭するには、もってこいの相手。
　ぜひ勝って気持ちのいいゴールデンウィークを。
　新潟の強いのはやっぱり監督ですかね。アルベルトさん。コメントも面白い。
　ひとあわ吹かせてやりましょう。