妊娠中の自宅トレ

妊娠中の身体の変化は、自分でも予測が難しい。
もともと家でやることがないとだらけてしまうので、なるべく外出する予定を詰め込んでいた。ところが妊娠期間中はそうもいかない。
仕事の量を減らし、必然的に家に居る時間が長い。
運動が大好きなのに、思い切り身体を動かせなくて悔しい。
それでも体重管理と体型管理は出来るだけしたい。
そこで妊娠中の身体づくりについて振り返ってみた。

<妊娠前>
・ハーフマラソンにハマりかける。もともと運動全般が好き。
・家で朝のストレッチ、夜の筋トレは習慣になっていた。

<妊娠初期>
・絶対安静。流産は思ったより起こる可能性が高いことに驚く。お腹が大きくなっていないので、そこまでの体型の変化は無いが、さすがに安静。

<妊娠中期>
・安定期と言われる16週以降、ゆるめのヨガ(マタニティ専門では無いが、教えてくれる方はマタニティヨガもできる方)を開始。
・ヨガで教わったストレッチなどを、夜寝る前にやる。お腹が張ったり、どこかに痛みがあれば無理はしない。
・この頃、仕事はまだフルタイムでしており、1日の歩数は15000〜20000弱。お腹の張りが強かったようだが、病院で指摘されるまでこんなものだと思っていた。初産は比較のしようがない。危うく入院危機。

<妊娠後期>
・仕事量は約半分〜それ以下へ。身体がなまる感覚。
・お腹がだいぶ大きくなっており、かがむ動作や前のめりが辛い。胸焼けのような状態が続くので、ごはんを一度に多く食べられない。
・それでも動きたい気持ちはある!が、やはりだるさややる気のなさとの格闘。(→これはどれほどホルモンなどの妊娠の影響が強いのか疑問。身体は元気でも、家に長く居るとこの状態になってしまう。)

☆そこで自分なりの工夫
・もうほんとに何もしたくない…
  →足裏マッサージ、耳たぶマッサージ(強めに刺激)
・座っていると楽(一番よくある)
  →腕を上げるだけのストレッチから、姿勢を意識したヨガ
  →ダンベルを使って二の腕を鍛える筋トレ
・立っていても苦しくない
  →片足バランス
  →かかと上げ下げ
  →前後太ももストレッチ
  →スクワット3種
・寝ている状態の筋トレができそう(腰が痛い時が多く、あまりできない)
  →反り腰対策ストレッチ、筋トレ
  →むくみ対策ストレッチ、筋トレ
  →ヒップ筋トレ

いくつかの筋トレやストレッチを経験しているからこそ、今これならできそうの引き出しが存在する。これは妊娠前に色々試してよかったところ。
同じ部位を鍛えるor整えるにしろ、強度を自分で調整できると妊娠中もある程度コントロールできることがわかってきた。

何にもしたくない、というときでも、小さな小さな一つのきっかけで身体を動かす気力が出てくることもある。
それでもできない、眠さに負けるときはもちろんあるので、そのときは抗わずに寝る。きっと身体が睡眠を要求しているということなので。こう思えるようになったのは、「今日も何もしていないで寝てばっかり…」と落ち込む私に対し、「特に今切羽詰まってやらなきゃいけないことがないなら、なんの問題もなくない?」とさらりと旦那さんが言ってくれたこと。
言い方冷たいけれど、救われていることが多い…。

今、これだけ自分が苦しんで、きっと産後も体型戻しに自分の身体を試すことになると思う。資格をいくつか持っていて、栄養指導、ダイエット指導という形だけのものはできるつもりでいたけれど、いざ自分の身体で実践してみると新しい発見が多い。
万人に共通する方法はなかなか難しいにしても、それを発見する手助けはできるようになる!

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