情報の非対称性が内発的活動を活性化させる

Ikigaiべん図で示される「好き」、「得意」、「稼ぐ」、「役に立つ」の4要素。
内発的動機による活動は「好き」、「役に立つ」と結び付き易く、「得意」、「稼ぐ」は外発的動機と結び付き易い。
「好き」で「役に立つ」活動、は非営利団体であるNPOやNGOが担い手となっている。それは「稼ぐ」や「得意」と親和性が低いからか。
企業、すなわち営利活動体は、「稼ぐ」、「得意」を評価スキルとするのが一般的である。
しかし、科学・技術の発展、それに導かれた社会システムの発展、まさにSINIC理論で示される成長のスパイラルによって、情報の非対称が下がり、結果として、「好き」、「役に立つ」、が経済的に成立するようになってきた。
「最適化社会」の具現化ともいえる、いわゆるギフト社会が経済的に成立する環境になってきているということである。
具体的には、クラウドファンディングによる資金調達、クラウドソーシングによる人的資源の調達、ネットコミュニティによる物品リサイクルなどである。

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