「お金」を使わないエコシステム

法定通貨による交換価値は多様な価値を貨幣という一律の基準で測定することを可能にした。
これは人類発展大いなる貢献をもたらした。
しかしながら価値の多様化がはるかに進むことによる貨幣価値による測定に限界が生じ始めた。
資本主義経済は貨幣価値による交換がその原理にある。
価値の多様化によりこれが限界に来ているのが現代である。
新しい価値は共感価値なのかそれともまた別なたちなのかそれについては今後の探求が必要であるがいずれにせよ貨幣価値による交換経済、等価交換については限界が来ており、今後は貨幣価値以外の価値による非等価交換が主流になり多様な価値を取り扱えるようになる。

法定通貨なしのエコシステムを考えてみる。
現在でも T ポイントや楽天ポイントだけで生活することはできる。
衣食住のすべてをポイントだけで賄える。
衣料品は単純に ポイントで購入できる。
食料品ももちろんポイントで購入。
住まいについてもポイントでホテルの支払いができる。
車もポイントで借りることができる。
ポイントの経済圏の範囲をどう広げるか、クロスボーダーの取引についてどうするか、などの課題はあるが、これも時間の問題。早々にソリューションは示されるだろう。
昔、日テレの電場少年で懸賞だけで生活できるか、という番組があったが（実際はできないけれども）、あれのイメージ。