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読書記

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2009年7月~2019年5月に日経産業新聞・「私の本棚」に掲載したものを中心に追加したものもあり。
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2020年9月の記事一覧

読書記:「企業法制改革論」(武井一浩著、中央経済社) (2013.1.25日経産業新聞寄稿)

日本の企業法制は大きなビションや国家戦略との整合性に欠けているのではないか。 者はこうし…

榊正壽
3年前

読書記:「レジリエンスとは何か」(枝廣淳子著、東洋経済新報社) (2017.11.17日経産業…

「レジリエンス」とはもともと物理用語の一つだったが、それが「外的な衝撃にもばきっと折れて…

榊正壽
3年前
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読書記:「なぜ部下とうまくいかないのか」(加藤洋平著、日本能率協会マネジメントセ…

組織論の有力なツールである発達心理学に基づいた「成人発達理論」は、人がより成長し、人と組…

榊正壽
3年前

読書記:「なぜあの人は中学英語で世界のトップを説得できるのか」(三木雄信著、祥伝…

日本のビジネスパーソンにとって、「英語」は永遠の課題であるが、その解決のヒントが本書には…

榊正壽
3年前

読書記:「デフレの正体」 (藻谷浩介著、角川書店) (日経産業新聞寄稿)

本書では「生産年齢人口が景気変動の主たる要因である」というユニークではあるが、読んで、み…

榊正壽
3年前

読書記:「データの見えざる手」(矢野和男著、草思社) (2018.1.26日経産業新聞寄稿)

企業経営における新たなKPI(重要業績評価指標)として、会社の生産性が上がり収益性の向上につ…

榊正壽
3年前

読書記:「物語シンガポールの歴史」(岩崎育夫著、中公新書) (2013.5.14日経産業新聞寄稿)

シンガポールは奇麗で治安がよく、日本人にとっても最も心地よく暮らせる外国であろう。最近、では、東京に置いていたアジアのコントロール拠点を、シンガポールへ移す日本企業が増えている。日本のビジネスパーソンにとって重要な国の一つであるシンガポールが、どういった特性を持っているのか。 本書によれば、シンガポールは「日本に学べ」キャンペーンを掲げ、交番制度導入など日本と同じような安全な社会づくりを進めてきた。ただ、その際注目された終身雇用、年功序列、企業内組合などの日本の制度は現代日本

読書記:「シェア(共有)からビジネスを生み出す新戦略」(レイチェル・ボッツマン/ルー…

現在、インターネット上で展開されるビジネスモデルにおける重要なキーワードは、「共有」であ…

榊正壽
3年前
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読書記:「HELLO,DESIGN 日本人とデザイン」(石川俊祐者、幻冬舎)(2019.5日経産業新…

最近、経営にデザイン思考を導入する取り組みが官民で進められている。ここで言う「デザイン」…

榊正壽
3年前
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