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大学4年のときの選択ー就職ー

将来、英語、専門、ITの3つのスキルが必要となることは学生時代から理解していた。そのうち、ITについては当時のNECのパソコンを買い色々独学していった。専門については社会に出るときの選択と考えていた。英語については、受験勉強の際、かなりの時間を割いたため得意になっていたが、会話や作文の分野など実用的な面が不足していることを痛感していた。金銭的な理由から海外留学は無理なことから、就職の際には海外に行ける可能性があるのかを面接のときに聞いていた。しかしながら、私が受けたどこの会社も就職面接の際に、海外に出してやるというところはなかった。いくつかの会社から内定ももらっていたが、海外はあきらめきれず、悶々としていた時、青年海外協力隊という選択枝が浮上した。学生時代は将来の選択肢を増やすため、教職コースを履修し、教育実習も済ませ、理科の教員免状が取得できる見込みだった。これを活かし、理数科教師としいう職種で4年生の秋に応募したところ、無事合格できたため、2年間アフリカに行くことになった。初めての海外を経験でき、また、その間、2回英国その他の国に寄ることもできた。この経験は、その後の人生に大きなプラスとなった。少なくとも英語でコミュニケーションするときのハードルは非常に下がった。また、その後の人生で海外案件に多数関与することとなり、現在は外資系企業で働いている。大学4年生のときに海外をあきらめず選択枝を探し続けたことが今の自分の原点と思っている。ちなみにアフリカ滞在中に現在の仕事の分野(方向性)を定めることになり、その後同じ分野で30年以上仕事を続けている。

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