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心理的安全性をチームにもたらすためにラケット感情を知ろう!

QAエンジニアのつーつーです!
今回は心理的安全な環境をチームにもたらすために必要な要素の一つである、人の感情についてお話ししたいと思います🥳

チームの中には素直な人や天邪鬼な人、自己主張が強い人や弱い人など様々な人がいると思います。
なぜそのような違いが生まれるのか???
それは育ってきた環境の中で自然と身に付いた自己表現の違いになり、通称ラケット感情と呼ばれます😶‍🌫️

その人の背景を理解しようとする事は非常に良い事だと私は思っているので、節度を守って理解を進めるきっかけになればと思います🙏


ラケット感情について

ラケット感情は人が幼少期に身につけた、自己防衛のための感情パターンを指します。
これらの感情は、本来の感情(真の感情)とは異なり、社会的に受け入れられやすい形で表現されることが多いです。
いわゆるニセモノの感情などと呼ばれるケースもあります🫣

形成の背景

子供の頃に環境や養育者の影響を受けて、本来の感情を表現することが困難な場合、代わりにラケット感情を身につけることがあります。
例えば、怒り💢を表現することが許されない環境で育った子供が、怒り💢を表現するために悲しみ(泣くこと😭)を表現するようになると、大人になっても怒り💢を表現する時には悲しみ(泣くこと😭)を表現するようにしたりします。

ラケット感情は悪くない?メリット・デメリットについて

ラケット感情の全てが悪いわけではありません。他人だけを見るのではなく、自分自身の感情も含めて正しく向き合うことが公私共に大切です😊

メリット

一時的な自己防衛
ラケット感情は一時的には自己防衛の役割を果たし、危機的な状況で生き延びる助けになります。
社会的適応
社会的に受け入れられやすい感情を表現することで、対人関係を維持しやすくなることがあります。

デメリット

真の感情の抑圧
ラケット感情を繰り返すことで、真の感情を抑圧し続け、自己理解や自己表現が妨げられることがあります🤐
ストレスの蓄積
抑圧された感情が蓄積され、心理的ストレスや身体的な問題を引き起こす可能性があります😱
対人関係の歪み
ラケット感情を使うことで、他者とのコミュニケーションが歪められ、本来の自己を見せることができなくなる場合があります。

チームに心理的安全性をもたらすためのポイント

1.ラケット感情を健全に表現する(安全な環境を作る)

オープンなコミュニケーション
職場でのオープンなコミュニケーションを促進し、誰もが自由に意見や感情を表現できる環境を作る!
非評価的な態度
チームメンバーが感情を表現する際に、批判や評価を避け、受容的な態度で接する!

2.感情の適切な表現

アサーティブコミュニケーション
自分の感情や意見を率直に、かつ尊重しながら表現する技術を身につける!
感情の日記
日々の感情を記録し、自分の感情パターンを理解するための日記をつける📝

3.チームの心理的安全性を高める(リーダーシップの役割)

模範を示す
リーダーが自らラケット感情に気づき、それを真の感情に置き換える行動を示すことで、チームメンバーも同様の行動を取るよう促す。
支持的なフィードバック
フィードバックを提供する際には、非難や攻撃ではなく、建設的かつ支持的な方法を用いる。(肯定してくれるリーダーって信頼できますよね😊)

4.信頼関係の構築と持続的な成長・改善

信頼の構築
チームメンバー間の信頼を深めるために、定期的なチームビルディング活動を行う。はじめは頻繁(週1回、隔週1回など)で月1回など頻度は関係性に応じて変えていく!
共感と理解
他者の感情に対して共感を示し、理解しようとする姿勢を持つ。
定期的な感情のチェックイン
定期的にチームメンバーの感情状態を確認し、ラケット感情が生じていないかをチェックする。
成長の評価
ラケット感情の管理と心理的安全性の向上に関する取り組みの進捗を評価し、必要に応じて改善策を講じる。(素直に認めて評価をしてあげることが大事です👍)

まとめ

ラケット感情は、自己防衛のために幼少期に形成された感情パターンであり、一時的には役立つことがあります!
そして、このラケット感情とうまく付き合うことで、個人とチームの心理的安全性を高めることもできます😊
そのためには自己認識を高め、感情を適切に表現し、オープンで信頼関係のあるコミュニケーションを促進することが重要です。
リーダーシップの役割も大きく、模範を示し、支持的なフィードバックを提供することで、チーム全体の心理的安全性を向上させることができます。

人間は感情で動く生き物です。これらの感情を理解して、日々の生活を充実させていきましょう🥳
皆さん、人生楽しも〜〜〜〜!!!

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