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【令和最新版】ユーザー車検 神奈川運輸支局

お金がなく、時間も大量にあったので神奈川運輸支局にユーザー車検に行ってきました。車検の情報もあまりなく、あったとしても支局が古い建物だった時のものが多く、動きが異なっていたので書き記しておきます。

1. 事前準備

車検には予約が必要です。車検証を手元に用意し、予約をしましょう。

検査は早い時間の方がおすすめです。万が一光軸などやり直しが発生した際に、当日中に対応が可能になります。

当日の持ち物

・現金(5万円で足りました。)

・バインダー

・車検証

・自賠責保険

・整備記録簿(法定点検実施済みがわかるもの)

・印鑑

バインダーですが、書類を書き込むときや無くさないために便利です。これらの書類をまとめて提出する必要があるため、係員も「バインダーごとください」と声をかけてきます。逆に言えばバインダーごと適当に渡しておけばやっていただけます。

また、印鑑は使ってはいませんが、一応持っておいた方が万が一に備えられるでしょう。

2. 予備車検@栄和自動車 予備車検場

神奈川運輸支局のまわりには予備車検場と呼ばれる車検に通るために光軸などを計測し、直してくれる場所があります。ユーザー車検であればよっぽどのことがなければ行く方が良いでしょう。

今回私が栄和さんでやっていただいて、3,300円と自賠責代のみでした。

「神奈川運輸支局 予備車検」で検索すると今回使用した「栄和自動車」のほかに「ヨビケン」もあり、後者は丁寧にサイトがありました。

自身は一円でも安くするため、サイトもない「栄和自動車 横浜予備車場」

を使わせていただきました。

ここで気になったのが価格。口コミを見ても3,000円のみしか書かれていなかったので、半信半疑で行きました。

まず、検査場に着くと大きな声であいさつをされる。すごい気持ちがいい。いい兄ちゃんたちや!と思い緊張してた私がバカでした。

次に、コースにそのまま案内してくださり、駐車を促されます。そして、建物右端にあるパチンコの換金所のような窓口で元気なお姉さんに料金を支払います。

申し訳ないですが、料金一覧のところを見ておらず、種別による価格差はわかりませんでした。

しかし料金ですが、3,300円だけ。(BMW なので外車特別料金を取られると思ったが、違ったようだ。)

検査内容は光軸調整も含んだ価格であり、これは非常に助かりました。

さらに、この場で自賠責に入ると軍手かライター・カーピカタオル・ボールペン・ティッシュなどが粗品でもらえます。自賠責の価格は全国一律どこのお店でも変わらないので、自分はここで入ってしまいました。ちなみにここの自賠責は聞いたことのない保険会社でした。自賠責ホルダーももらえるので無問題。

お金を済ませると、書類を用意してくれるまでに検査をやってくれます。車に戻って係員の指示通りにしておけばOKです。何を検査しているのかわかりませんが、台座に車を乗せ、トラクションコントロールオフにして、突然車を揺さぶられるやつは面白かったです。

事前にトラコンオフの方法は確認しておきましょう。

最後に、鬼門の光軸。自身の車はアダプティブLEDレーザーライトが装備されており、ステアリングの舵角によって光線が進むというものです。このようなライトを装着している車は、必ずオートライトを消してマニュアルのライトに戻しておきましょう。

ボンネットを開けて、ライトを指示通りロー→ハイとしましょう。わからなかったら気軽に聞けるほどやさしい方々でした。ちなみにラインの最後部にトイレもあります。非常に重要。

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光軸調整が終わり、最後に領収書と書類を受け取ります。車まで持ってきてくださります。そして調整してくださった方から、検査場のレーンによってLEDライトが認識しづらいものがあるということで、初心者は基本7レーンだが、00レーンを使ってくださいとのこと。

このアドバイスは聞いておきましょう。初心者レーン以外ではハザード焚いておけば係員がついてくれます。

また、玉切れといった場合には、ここに玉も売ってますし、近くにオートバックスやディーラー様々あります。

栄和自動車 予備車検場での支払いは現金のみで

予備車検3,300円・自賠責保険料(24か月)20,010円でした。

3. 神奈川運輸支局 受付編

いざ、鎌倉。

簡単に

①らへんで駐車→③で印紙を買い、書類を3枚もらう→①で書き込む→一番右手のカウンターに行く。


車で2分くらい。パチ屋の角曲がってそのまま正門から神奈川運輸支局に着きました。受付をする必要があるので、正門から入って左方に新築になった①神奈川運輸支局のほうの駐車場に車を置いておきます。クソデカ国土交通省マークが目印です。

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車を置いたら①の建物には入らずに、正門近くの③と書かれた古臭い建物で印紙を買います。そこの入り口にあるラックで「継続検査申請書」(少しいい紙)、「自動車検査票」、「自動車重量税納付書」をもらいます。

次にカウンターで、車検証を見せて印紙をください。といえば、重量税と検査手数料が出てきます。いつもの!のノリで印紙を買っていくディーラーの人しかいませんが、緊張せずわからないことは聞きましょう。

印紙はまだ貼らずになくさないように!

この時点で自賠責を買っていない方は、正門出てすぐに代書屋があるので、お好きな保険屋で契約しましょう。個人的には通称「マリン」と呼ばれる東京海上日動が好きです。名前がかっこいい。

印紙・自賠責が揃ったら、次は①の綺麗な建物に戻りましょう。

①の建物に入ったら一番右奥(①神奈川運輸支局と名前が書かれているところの下にあるバイク置き場に近いほう)に記載台があります。記載方法はそこに書いてあります。書き終わったら間違えがないか確認し、証紙貼りましょう。

インターネットの予約番号を自動車検査票に書き込みも忘れないように。

証紙位置は良いか?記載事項は良いか?指差喚呼の徹底で事故防止!

書き終わったら右端の受付にそのまま提出です。受付端末等ありますが、そのまま無視で構いません。有人窓口に行ってください。

その際に提出するもの

・新しい・古い自賠責

・先ほど書いた書類

・車検証

・法定点検の実施済みが証明できるもの(工場でもらえる薄い紙)

やっていない場合は「後受検」と一言添えましょう。

を提出し、OKであればレーンの説明がされます。その後は車を出してレーンに行きましょう。レーンは並ぶのでこのタイミングでトイレに行っておきましょう。入口左手に綺麗なトイレあります。

ここまで来たら次からがメインです。私は迷ったりトイレに行っていたので30分ほどかかり検査開始時間ちょうどでした。


4. 検査本番

受付が終わったら、車をレーンに並ばせましょう。正門付近にバイクをキャリアから下すスペースがあるのでそこからゆっくりと並びましょう。白線が途中からあるのでその白線に沿って並びましょう。

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赤いのが①の建物。その手前に入口がありますが、奥で受付・受け取りです。

列に並んで30分ほどかかりました。途中雨が降ってきたり、ランボルギーニが走ってきたり、バイクのディーラーの兄ちゃんたちがノーヘルで颯爽と走らせていました。

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00コースから始まります。予備車検場で言われた場所に並びましょう。

込み具合によっては並んでいる途中検査官がやってきて、先に方向指示器の確認だけ行う場合もあります。指示に従って前・後順番で見ていきます。

この際フォグランプがある車は、点灯の必要。さらにワイパー、ウォッシャー液の確認が必ずあるので、出庫前に確認しておきましょう。

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ここから先は撮影が禁止されているので、文章で。

建屋の中に入ると検査官がやってきて、

・ウインカー

・ブレーキランプ

・ライト(ここでは点くかどうかのみ)

・車台番号(必ずどこにあるのか確認しましょう)

を確認し終わったあとに一旦ドライバーは車内から降ります。検査官が目視で警告灯の確認があります。必ず消しておきましょう。

ちなみに、BMWは点検超過やオイル交換予定を教えてくれますが、それに関しては関係ないようです。(自己責任でお願いいたします。)

万が一気になる場合は、必ずエンジンかけずに、メーター左下のボタン長押し。リセットモードが起動するので、リセットしたいものを通常押しで出現させる。出現させたらリセット時は長押しで設定してください。

最後に、検査官が排気ガスのテスターを渡してくれます。その際にディーゼル車であれば一言申告しておきましょう。

木の取っ手が付いた棒をマフラーに入れておくだけです。特に手が汚れるとかもありませんが、気になるのであれば消毒液やウェットティッシュを用意しておくといいでしょう。

そこで緑の床のレーンに入りますが、頭上の信号が赤の時は手前で待っておきましょう。(1敗) 青になったらトラクションコントロールをオフにした状態で台に載せます。

頭上に電光表示板があるので、その指示に従ってハンドブレーキを解除・掛けるを繰り返します。そして、機械の指示通りにライトをつけ光軸の確認です。自動で機械が出てきます。願って待ちましょう。

また、ブレーキの検査では、がっつりかけましょう。初心者であれば係員がついてくれるので、指示に従いましょう。最後に左手にある機会に検査用紙を差し込んで終わりです。

検査官がいる詰所が最後ですが、その手前に目視確認があります。動作を促すための電光表示板が故障中だったのでよくわかりませんが、たぶんなんやかんや下回りを見ていたはずです。

何を確認していたのか、どのようにやればいいのかわからない場合はこれでも見ておいてください。多分役に立つはずです。

終わると、検査官のところまで検査用紙を持っていきます。検査官との距離が少しあるため、書類を無言でサッーと流されます。ロシアや旧ソ連の国の切符売り場にいる無言のおばさん(通称カッサババア)みたいな対応でしたが、異国の対応を思い出し胸が熱くなりました。そろそろ海外に行きたい。

この際にどこに行けと案内されますが、①と⑦を聞き間違えて車検場をぐるぐるしました。①が正解です。

お疲れさまでした。これで検査は終わりです。

5. 検査終了。車検証の受け取り。

コースを出て正面に印紙を買った③の建物が見えますが、必ず右に行き①の建物に戻りましょう。私はわからずそのまま左に出てしまい、車検場を後にしてしまいました。

①の建物に戻ったら、駐車をし、先ほども利用した正門に近い入口から入る。受付を行った一番奥(たしかE)の隣のカウンターで受付時に記入した3枚、自賠責保険を提出します。

すぐに新しい車検証とシールが渡されます。

期日までにシールを指定の位置に貼りましょう。シールはかなり剥がしづらく、跡が残ります。そこで、ティッシュに水と食器用洗剤を垂らし、跡に押し付けてキレイにしました。

6.最後に

ユーザー車検は金額もディーラー等に比べるとかからない分、手間が多少はあります。この記事を読んで助け舟になるとはわかりませんが、挑戦してみてはいかがでしょうか。

また、わからないことはしっかりと人に聞く。これが大切だと思いました。

業者しかおらず、何をすればよいのかわからずレーンを止めてしまったりすると周りに迷惑です。なので、落ち着いて行動し、わからないことはしっかりと聞き、指示を仰ぎましょう。

その時々によって指示は変わると思います。そのため、自己責任で受検をお願いいたします。

最後に、車検を通ったからといって定期メンテナンスは忘れずに。

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