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えびちゃん先生の子育て論:興味をもったらやらせてみる
今朝、我が子に「お米2カップ計ってボウルに入れてくれるかな?」とお願いしたところ、「お米5キロって何粒あるんだろう?」とつぶやきが返ってきました。黙ってそばにいると、「1000粒くらいかな?」とも。
私「1000粒よりはずっと多いかな。お米5グラムが何粒か調べて、0をみっつつけると何粒か分かるんだけど」
子「えー?そうなんだ!じゃあ今日やってみようよ!」
と、いうわけで、今日は昼で仕事を上がってきて、お昼寝を一緒にした後ひたすら米粒を数えました。
この記事を読んでほしい人は
お米5キロが何粒あるのか知りたい人(笑)
子育て中の方
幼児教育に携わる人 です。
お米5キロが何粒なのか、これは比例の利用です
冒頭で述べた様に、5グラム=5000グラムの1000分の1ですから、5グラムの中に米粒が何粒あるのかを数えて1000倍すれば5キロのお米は何粒なのか推測することができます。
同僚の数学の先生に聞いてみたところ、この計測の仕方は比例の利用(活用?応用?って言ってたかもしれません)になるそうです。
学習内容としては、とても就学前の子どもがやることではありませんが、「興味があるときにやってみる」ことが、今後の我が子の学びにつながっていくと信じて2人でひたすら米粒を数えまくりました。
5グラムの米粒を、10ずつのかたまりにしながらバットの上に並べていくという作業
幸い我が子は、○個のかたまりがいくつ、という考え方は最近理解してきているので、今日は10個のかたまりを作ろう!というところからスタートしました。
10個のかたまりは、29できました。端数は3です。
そして、その数を1000倍します。
1000倍、の概念は難しいので、とりあえず、0をみっつつける、と教えました。
結果として、5キロのお米はおよそ293000粒あると分かりました。
難しいけど、たくさんあるんだっていうことは分かった!・・・それでいいんだ!
5グラムが1000あつまると5000グラム、だから293を1000倍するんだよ、と教えたところ、「よくわかんない…難しいんだけどたくさんあるっていうことは分かった!」と目を輝かせて答える我が子。
そう、それでいいの!
今日の経験が、比例を学んだときに思い出されたらかあちゃんは幸せ!
子「ササニシキの時と、コシヒカリの時だと粒の数変わる?」
おっけー!次にお米買い換えたら今度は数えてみようね!
教えたことが、すぐ分かることばかりが教育の価値ではない
とかく点数や知識量で「学習効果」を計りがちですが、「教えたことがすぐ分かる」「教えたことがすぐできる」というのは教育の大切な部分ではないと私は思っています。特に家庭における教育では、効果を求めるより、子どもが様々な体験を積んで、この先教科書でそれに関連する学習内容に出会ったときに、「あ!これって…なんか経験したことあるな!」と思える日のために種を蒔くことが大事です。
夏休みはいい機会です。親子の時間を「種蒔き」の時間に変えられたら、学習ってもっと楽しくなるはず!私も頑張ります!
今日もお読みいただいてありがとうございました。
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