【F1 Rd.16 シンガポールGP🇸🇬予選ハイライト】

波乱の展開となったシンガポールGP🇸🇬予選、ポールを獲ったのはなんとカルロス・サインツ🇪🇸(フェラーリ)!前戦イタリアGPに次いで2戦連続ポールとなりました。
2位にはジョージ・ラッセル🇬🇧(メルセデス)、そして3位にはチャールズ・ルクレール🇲🇨(フェラーリ)が入るTOP3となりました。

Q3でのポール争いは大接戦。なんとトップのサインツから3番手のルクレールまでが僅か0.079秒差!
サインツが最初にタイムを出し、その後各車が追う展開でタイムを出しましたが皆いずれかのセクターでベストを更新しサインツに挑んでいくも、僅かに及びませんでした
サインツは前戦でもポールを獲ったし、波に乗ってますね

今回の予選では様々波乱がありました。
一番はなんと言ってもレッドブルの不調ではないでしょうか?今シーズンここまでF1を席巻してきたレッドブルでしたが、このシンガポールではFP1から速さを示せず絶不調。直角コーナーばかりのストップアンドゴーサーキットでレッドブルのダウンフォースを活かせず、低速でのアンダーステアが一向に改善されず曲がれない印象でした。
そんなレッドブルでもQ3には残って結局5番手くらいにはいるだろうと思っていましたが、蓋を開けるとなんとまさかの2台揃ってQ2脱落!
ペレス🇲🇽どころかフェルスタッペン🇳🇱まで脱落したのは多くの方にとって想定外だったのではないでしょうか?

また今回のアルファタウリの活躍も、多くの方にとって驚きだったのではないでしょうか?
今回のシンガポールGPからアルファタウリはレッドブルに似せた新しい空力アップデートを持ち込み、FPの段階から好調を示してました
その結果予選Q1ではなんとリアム・ローソン🇳🇿が4位、角田裕毅🇯🇵に至ってはトップタイムをマーク!Q1なので上位チームはまだ余力を残したアタックだったとは思いますが、それでも今までにこのようなポジションでQ1を終えることはありませんでした。

Q2での角田は1回目のアタックを他車に邪魔され、ピットに戻れば抜き打ち車検に呼ばれ、最後のアタックも失敗しての踏んだり蹴ったりでタイムを出せず一転最下位タイム(^^;;
ローソンは確実にタイムを出しなんと10番手でQ3進出!最終的にローソンはQ3を10番手で終え、マシンのアップデートも相まって大活躍だったのではないでしょうか。しかもシンガポールは初走行のはず、学習能力の高さも改めて示しましたね。

また衝撃のシーンだったのはQ1でのランス・ストロール🇨🇦(アストンマーティン)のクラッシュ。最終コーナーで縁石に乗り過ぎたのかコントロールを失い激しくウォールにノーズから突っ込みました。この最終コーナーのターン18, 19はこのサーキットの中で数少ない高速コーナー、スピードも乗っている中で非常にショッキングなオンボード映像でした。
ただストロール自身は自力でマシンを脱出。あれだけ激しくクラッシュしたにも関わらずドライバーが大丈夫なのは、改めてF1マシンの安全性の高さを思い知らされます。

決勝はコース上でのオーバーテイクというより、スタート直後にポジションを上げ、その後ストラテジーやSCのタイミングでポジションアップを狙うのがセオリーのシンガポール
SC出動率100%のこのサーキットで今年はどんなバトルが生まれるのか?
決勝が楽しみですね!


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