【FIA F3 Rd.10イタリア🇮🇹フィーチャーレースハイライト】

FIA F3 2023年シーズン最後のレース、フィナーレを飾ってトップチェッカーを受けたのはなんと最後の最後に今シーズン、それどころかF3で3年目にしての初表彰台初優勝となったジョニー・エドガー🇬🇧(MP)!

2位に入ったのはザック・オサリバン🇬🇧(プレマ/ウィリアムズ育成)、3位はテイラー・バーナード🇬🇧(イェンツァー)というトップ3となりイギリス国旗が3つ揃う表彰台となりました

今季最後のレースなだけあってみんな綺麗に終わらせたかったとは思うのですが、結局は最後まで波乱の展開でした

初PPを獲ったガーター🇩🇪(トライデント)でしたが、フォーメーションラップを終えホームストレートに戻ってきたところでフロントから発煙
その瞬間にガーター本人も故障だと理解し、グリッドに止まらずそのままピット出口まで移動、無線ではスロットルの故障だと訴えてました
残念ながらスタート前にリタイアとなります

仕切り直しとなったスタートは前日のスプリントレースと違って混乱なく各車シケインを通過するのですが、二つ目のシケイン「ロッジア」でコラピント🇦🇷(MP/ウィリアムズ育成)がグラベルに弾き出されウォールに接触
スプリントレースでは優勝を飾りましたが、フィーチャーレースは1周目を終えることなくリタイアとなってしまいました
このタイミングでこのレース最初のSC導入となります

その後4周目からレースは再開されましたがイコールコンディションのF3は各車にギャップが生まれにくく各所でバトルが生まれます
SCさえなければF3はバトルが多くて面白いんですけどねぇ(⌒-⌒; )

ただやっぱりまだまだ未熟なF3ドライバーたちなので接触やミスは避けられず、最終的にこのレースでは実に4回もSCが導入されることになりました


最後のSCも周回数残り僅かだったので、SC先導でフィニッシュするかもと思いましたが、最後の1周だけは最終戦の意地?(笑)でSC解除し彼らにバトルをさせてくれました

今回のレースを終えて、今シーズンの最終ランキングは以下の通り

2位を4人が争う熾烈な週末となりましたが、最後のフィーチャーレースで2位に入ったオサリバンが5位から大逆転2位となりましたね
なかなかに見応えのあるランキング争いでした

さて、3月から始まったF3のシーズンもこれでフィナーレとなりました
F3のシーズン総括はまた別の機会にしたいと思いますが、個人的にはこの中の何人かはF2の最終戦アブダビに出てくるかもしれないと思うとちょっと楽しみですね
また、F3のシリーズ戦は終わりましたが、ここから多くのドライバーは2019年以来の開催となるマカオF3(FIA F3ワールドカップ)にエントリーするのではないかなと思われます
まだまだ終わらない彼らの次なる戦いに、注目です


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