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【F1 Rd.21 サンパウロGP🇧🇷予選ハイライト】


TOP3

天気が大きく変化した予選でトップタイムをマークしたのはマックス・フェルスタッペン🇳🇱(レッドブル)!
2番手にはチャールズ・ルクレール🇲🇨(フェラーリ)、3番手にはランス・ストロール🇨🇦(アストンマーティン)が入るトップ3となりました。

全体順位/ハイライト

予選を終えての全体リザルトはこちら。

前々から予選中の降水確率が60%でいつ降り出すのか心配される予選でしたがQ1、Q2までは持ちこたえ、非常に接戦となりました。
タイムを見ていただくとお分かり頂けると思いますがQ1でもトップから20番手の周🇨🇳(アルファロメオ)までが1秒以内に収まり、もちろん1周が70秒と短いので差も生まれにくいのですが、1ミスでポジションを失いかねない非常に緊迫したセッションとなりました。

角田裕毅も悪くないペースでタイムを出していたのですが、僅か0.047秒差でQ2進出を逃しました。

そしてドラマはQ3に待ってました。セッションが始まる前から、非常に嫌な雲がサーキット上空を覆い尽くします。
その光景はまるで地球最後の日、戦闘系アニメのラスボス優勢なシーン。

とりあえず各ドライバーはセッションが始まると真っ先にソフトタイヤでタイムをセットしに行きます。

が、残り8分のところでピアストリ🇦🇺(マクラーレン)がセクター3のターン12でコースオフ!映像を見ても普通では考えられない滑り方をしてることから「あ、ついに来たか…」と誰もが思ったことでしょう。
そこからはもちろん一気に雨雲が襲来。しかも台風並みの風も吹いてコンディションは一気に変化していきます。

残り時間が4分ほどになったところでセッションは赤旗中断、そして最終的に状況の回復が見込めないことからセッション終了となりました。

これによりフェルスタッペンのPPが決まったのですが、驚きは2列目にアストンマーティン2台が並んだこと。メルセデスが3列目に続きます。
暫定の決勝スターティンググリッドはこちら。

アロンソ🇪🇸(アストンマーティン)の抜群のスタートダッシュに各車警戒というところですね。

また今回の予選で気になったシーンはこちら。

以前はアタックのタイミングを最終セクター、最終コーナー手前で計っていたのですが前回のメキシコシティGPではピット出口で止まって計るマシンが続出。レギュレーションでこれを取り締まるものがなかったので前回は各車お咎めなしだったのですが、このサンパウロGPからはそれが禁止となりました。
そうすると今度はピットレーン出口を徐行するマシンが…ガスリー🇫🇷(アルピーヌ)のオンボード映像のような危うく追突しかける場面もいくつかありました。が、しかしこれも規制するものがないのでお咎めなしです。
いよいよ今度はピットレーンの最低速度を作らないといけないのでしょうか?

レギュレーションに書いてないということはやってOKという世界なのでチーム、ドライバーも次から次へとやり方を考えてきます。
勝つために戦ってるわけですから、この貪欲な姿勢は非常に重要です。
そうするとあとはルールで縛るか開き直って容認するかの選択になってくると思います。
今回の予選を受けて今後FIAがどう動いてくるのかは注目かもしれないですね。

さて、次はスプリントレースのグリッドを決めるスプリントシュートアウト。天候は大丈夫なのか?どんな予選になるのか?注目です。

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