たくさんの農家とお話して感じたこと
michiです!
最近、ご縁があってたくさんの農家さんと、お会いすることができました
お会いできた人たちは
・バリバリ農業を経営している人
・新規就農したばかりの人
・現役を引退してサポートしている人
様々な立場の人とお話をしたことによって、農業のことや
仕事に対する意識を改めて考えさせられました。
お話をした人たちは、覚悟とプライドを持って仕事をされていて
とてもいい刺激をもらい、より一層やる気がでました。
バリバリ農業を経営している人
小規模農家として、10年以上農業を経営されている人で
とても参考になりました。
まず、小規模農家だからこそできることがある。
例えば、生産者の人柄で販売する。
栽培技術が上がれば、品質が良いものは頑張れば出来る。
しかし、品質が良くても、大規模農家と違って
生産量や稼働が違うため、勝ち目がない。
では、どうすればよいのか?
自分が生産する意味や、なぜ?農家として生産物を販売しているのか
感情を顧客に伝え、ファンを作ることが大事になる。
小規模農家は、意味がある生産物を作り出せなければ生き残れない。
このお話を聞いた時、なぜ農家をしたかったのか
はじめる前の気持ちを、改めて思い出させてもらえました。
農業をやっていると、日々の作業や、売り上げなどに意識が向き
肝心な気持ちの部分を忘れていました。
確かに販売や生産も大事ですが、農家としてやっている意味を
考えさせられました。
新規就農したばかりの人
新規就農者とお話をした時に、やはり、「販売や売り上げ」
についての話題が出てきます。
仕事をする中で、利益を出さなければやっていけないので
どうやって売り上げを伸ばすかを、みなさん考えています。
また、営農・販路・害獣鳥獣など、課題もたくさんあるようでした。
例えば
・少量多品目でやるのか?
・ある程度、品種を固定して栽培をしていくのか?
・自己販売をしていきたいが、農作業の時間が取れない。
・収量が伸び悩み、出荷ができず売り上げが上がらない。
・直売所の価格競争に負けてしまい、売り上げが上がらない。
・害獣の被害にあって、農作物がダメになってしまう。
ほかにも課題がたくさんあります。
新規就農当初は、たくさんの困難や苦労を乗り越えなければいけません。
生き残っている農家は、同じ道を間違いなく通っているはずです。
新規就農者は、課題を乗り越えるために、様々な取り組みをしていました。
・自分の商品を知ってもらうために、顧客に直接販売している人
・自分の商品を開発するために、加工品を研究して作っている人
・自分の農作物を一定の価格で販売できるように取り組みをしている人
日々、農作業に追われながらも、生き残るために必死に考えて
行動に移している人がたくさんいます。
新規就農者とお話をして、もっと本気で取り組まなければ
他の新規就農者に負けてしまうと感じ、情報収集や
マーケティングなど、全体の事を考えていこうと思えました。
現役を引退してサポートしている人
農業をしていると、様々な農家の人と出会えます。
ご縁があって、現役を引退した農家と会うことができました。
長い期間農業をされている人は、成功したことや失敗したこと
様々な経験をされています。
もちろん、自分がやろうとしていることも経験されていました。
だいたい、自分が思いつくことは、みんなやっているなと感じ
また、今流行のシェア畑などの情報もしっかり把握されています。
新規就農者は、様々なチャレンジをしていく中、不安があります。
しかし、経験者とお話をすることで、アドバイスや方法が聞けて
不安がなくなり、勇気とやる気がもらえます。
もちろん、失敗談を聞いて方向性を変えることもできます。
1人で抱え込まず、経験者と話すことで、間違った方向に
向かわずに進められると感じました。
今回、様々な人とお会いする機会がありましたが
やはり、お話をすることがどれだけ大事か分かりました。
雑談の中にも、必ずヒントがあり、ネガティブだった気持ちも
話すことで、モチベーションが上がります。
1人で抱え込まず、たくさんの人と会って、諦めずにやっていけば
農業を続けていけるのでは?と感じました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。