23-42. 1年ぶりの一人旅で思ったこと|質問力と聴く力
友人の結婚式で、奈良に来ています。
神奈川から、1泊の小旅行です。
母親をしているとなかなか手に入らない1人行動というチャンス。何をしようかとワクワク!!
新幹線を京都駅で降り、近鉄線で近鉄奈良駅に向かいますが、ここで質問力の壁(おおげさ)に遭遇しました。
「近鉄奈良駅に行きたい」というのがわたしの目的だったのですが、Google Mapには、京都から近鉄奈良に行くには13:00発の有料車両に乗れというお告げ。
その有料車両の乗り方がわからず、親切な駅員さんに「2番線の〇〇に乗りたいがどうしたらいいか」と聞くと、
親切な駅員さんはその特別な電車に乗りたい人なのだろうと思ったらしく、チケットが購入できる自販機の場所を教えてくれました。
ただ、それは2名1席の特別な車両だったので、1人で乗るにしても2名分の金額がかかる、と。
そこでわたしはハッとして「私はただ、近鉄奈良駅に行きたいんです〜!」とお伝えすると、他の行き方を丁寧に教えてくれました。
最初からわたしは最終目的である「近鉄奈良駅に行きたい」と言えばよかったのですね。汗
このように、わたしは昔から質問が苦手です。
それは、自分が最終的にどうなりたいのか、どこに行きたいのか、何がしたいのかを曖昧にしているからかも。
ちょっと脱線しちゃうんですが
会社員のとき、現場のスタッフが、お客様からお問合せやクレームをいただいたときの本部窓口として、多いときには1日30件くらいの相談を受けていました。
そのときに質問の聴き手としてよく困っていたのが、「この方は結局何が知りたいんだろう?」というところでした。
全国1,000人以上の現場スタッフはクレームに慣れていない方がほとんど。
なので、自分の中でのゴールや目的地がわからず、現場検証やお客さんから言われたことを洗いざらい説明してくださります。
聞いてるうちに要点がつかめてくることが途中からわかってきたので、遮らずに最後まで聞き、要点をつかみ、「こういうことが聞きたいですか?」「あなたが知りたいのはここですか?」と聞き、そして齟齬なく相手が知りたいことを答えられる力がついたのはこの時だと思います。
相手にはこうしてほしいと思ってるのに、わたしはなかなかできていなかったことを再確認(笑)
わたしはこれが知りたいんです!
こうしたいんです!
と、咄嗟に言えるように、なかなかなれんもんだなあ〜と、久しぶりの一人旅の乗り換えで思ったのでした。
なんだかふんわりした話ですみません。笑
(いつもか)
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