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24-28. 人の中にいる安心感

会社をやめてから『毎日通う場所』と、それに伴う『雑談』がなくなった。

この孤独感ってけっこうつらいのかもしれないな〜、というのをこちらの記事でも書かせていただいた。

雑談ってものすごいパワーがある。

思えば、会社を辞めたあとは少人数制のオンラインコミュニティに所属したり、コーチングも受けていたし、ヨガのお客さんと話す機会があったので、『人と話さなくて孤独』っていう悩みが出てこなかったのだ。

だが、ここにきて、主人の転勤でスタジオをクローズし、縁もゆかりもない街に越してきて、気軽にコミュニケーションが取れる居場所がほしいなーという気持ちも強くなってきた。

最近は『リアルで人と話したい』っていう欲が強い。

なので、産後落ち着いたらもう一度組織に戻ろうかしらん…と思っていたくらいだ。

だが、よーくよく考えてみると、わたしは会社で雑談するのがとっても苦手だった。(え

そもそも人と距離を詰めるのにわりと時間のかかるタイプなので、雑談するにしても気の合う人とがいい。

それに、たくさんの人数でお話しするのは疲れちゃうので、雑談できる人は1人いればいい。

コミュニケーションの好みは人それぞれだ。

そうなると話は変わってくる。

さて、どうする?

で、考えた策がコチラ。

1.旧友と会う機会を増やす。
2.一緒に仕事してる人と話す。
3.習いごとをはじめる。

1.旧友と会う機会を増やす。

もともと関西に15年住んでおり、この度戻ってきたわけなので、気軽に会える人が数人いる。

それに同じタイミングで出産し、産休でおそらく暇している子が2人いる。

この2人に声をかけてみようか?少しエリアが遠いのだけども。

ただ、わざわざ会おう!って話すのも億劫な部分もあったりして…(ワガママ)

2.いっしょに仕事してる人と話す。

私にも数少ないが「いっしょに仕事をしている人」がいる。

その人と話すのも楽しい。

ただ、仕事の話のついでなので、仕事がない産休中は話す機会がない。

3.習いごとをはじめる。

意外とこれが一番いいかもしれない。

今も整体のおっちゃんと話すのが、案外いいリフレッシュになっている。

話を少し聞いてもらうだけでいいのである。


ふと思う。

そもそも、私は話がしたいのだろうか?


で、昨日、第4の策(大袈裟)を発見した。

4.カフェで雑談を盗み聞きする

平日のランチどきにカフェに行くと、雑談してる人が多い。

その人の愚痴とか悩みとかを、隣の席で黙って聞いてるのが案外おもしろい。

聞いているだけで話に参加しているような気さえする。

会社の悪口ばかり言ってる人、先輩風のすごい人、この2人不倫かな〜みたいなの、とか。

とくに男女のやり取りがおもしろい。

私はそもそも『オレの話を聞け〜!(クレイジーケンバンド)』っていうタイプでもない。

ひとの雑談を盗み聞きしながら、勝手にいろいろ思考を巡らせてるほうが好きかも…と思った。

というか、自分が話さなくても、意外と人のなかにいるだけで満足なのだ。


…ん?

つまり、『人と話したい』っていうのがわたしの欲求ではないのかもしれない。

なんだ。ただ単に

家から出て、人の中にいたい

っていうだけなのかも。

人の群れの中にいるだけで孤独感って薄らぐもんだな〜っていうのが、意外な発見だった。


ということで、出産するまで近所の気になるカフェ巡りを、日々の楽しみにしていくことにした。

それで自分がどう思うか実験してみよう。

産後の孤独感も、外に出るだけで解消されるのかもしれない。

それに気づいたら「なんだ、そういうことか〜」と腑に落ちた。

カフェ巡りという目標ができたら楽しくなってきた。

自分を知るってなんと生きやすくなることだろう。

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