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#10 インターネットがなかったら。パソコンを修理に出した3週間で気づいたこと

 2022年3月4日、パソコンを使ってパーソナルヨガのレッスンを終え、シャットダウンし、ローテーブルから床に「そっ…」と下ろした。

 たったそれだけだったのだが当たりどころが悪かったようで液晶画面が逝ってしまった。

 翌朝、何も知らないわたしは普段通りにパソコンを開いた。

 その一瞬、画面がついた、一瞬ついたのだけれど・・・段々と雲行きが怪しくなってきた。壊れそうなにおいがプンプンする。「あれ?あれっっ?あれれーーー!!?」その間3秒ほど。3秒で画面が「ピーーー」

ご臨終です…

 購入後、わずか半年。

 購入当時よりオーディオの不具合も気になっていたので、さっそく購入店である楽天×BIC CAMERAにこの画像をお送りしたところ、丁重に「メーカーであるhpへ連絡してください」的なご返信をいただいたので、記載されているhpカスタマーセンターに電話してみる。

 しばらく待ってみると、日本語がやたらペラペラで、ほとほと疲れ切ったご様子の外国の方が電話対応してくださった。

 これだけ日本語がペラペラだったら、きっと他の仕事もできるだろうに…と思いつつ、もしかしたら外国人っぽいイントネーションと、疲れ切った演技をした日本の方かもしれない、なんて思った。というのもオペレーターがもし日本人だったら、日本あるある「言わなくてもわかるだろう」みたいな変な期待がうまれるから。だから外国人のふりをしているのかもしれないなんて邪推をした。邪推にもほどがある。

 「おそらく無償修理で対応できると思いますガ、有償になる場合はエンジニアよりお電話シマス。」とマニュアル通りの回答をいただいた。

 前職でアパレルの品質管理部門に4年在籍していたわたし。カスタマー対応を現場スタッフに指示する立場であった。お客様対応は各社によって異なるとはいえ、なんとなく今回のhpは有償になるニオイを感じたが、ダメ元で一旦送ってみることにした。

 数日後、案の定「有償修理になります」とメールにてエンジニアよりご回答をいただく。ひとつ予想外だったのは「お見積り後に修理辞退される場合は4,400円(税込)をいただきます」とのことだった。

 なるほど。見積りさえ有償ということは、見積りをして辞退される方が多いということだ。かなりの高額修理が予想される。

 hpのHP(言ってみたかっただけ)をチェックすると、画面修理の見積目安は4万~10万、どなたかの経験談を読むとhp液晶画面修理に10万以上したという記事も見つけてしまった。こういう時、記録してくださっている経験者の声を聞けるのは本当に有難い!ということでわたしもここに記録している。

 「うーん」と1秒だけ悩んで、液晶の不具合については返却を依頼した。初期不具合のあったオーディオだけ見ていただけるように依頼。

 同時進行で、液晶画面の交換修理を安く行ってくれる民間の修理センター、その名も「液晶修理センター」というところを探し出し、見積り依頼をした。

1週間後にhpから戻ってきたブツを液晶修理センターへ転送

 1週間後、hpから自宅に戻ってきた「ブツ」に紙が入っていた。

 「オーディオに不具合があったようで部品交換を行いました」とのこと。画面は相変わらずだが、オーディオが直ったのはうれしい。しかも返送時に入っていた段ボールがパソコン用の配送段ボールだったのだが、これがもらえたのが超ラッキーだった。hpありがとう!

 で、そのブツをその段ボールに入れたまま、今度は即日で液晶修理センターに転送した。

 メールであらかじめ見積りをしていたので、元払いで送るだけで1週間くらいで修理完了メールが送られてきた。

 大手病院の健康診断みたいな効率のよさ!

 見積り金額と相違がなかったのでサッサと振り込んで返却してもらったが、データも無事でとってもきれいに返ってきたので本当によかった!

 ちなみに返却送料は先方が負担してくれるのでおすすめ!液晶修理センター!

費用は27,000円+片道送料でした。
8万浮いた!とポジティブにもほどがある。


この間、3週間で気づいたこと

 わたしは2日に1回、2,000~3,000字の記事をnoteでリリースすると決めている。PCがあろうとなかろうと!という変な根性を見せてnoteはiPhoneで書き続けていた。noteをスマホで書くのは本当に大変だ。ということに気づいたのが1つ目。

 2つ目、あらゆるオンラインセッションをiPhone or iPadで行い、1日9時間近くスマホを使っている日もあったりしたのだが、目を酷使したところ自律神経がかなり乱れた。スマホの使用時間が4時間を超えるとジワジワと自律神経にくることを学んだ。

 3つ目、わたしの主な仕事はWord Pressを使うのだが、それはさすがにPCでしかできない・・・ということで3週間メインの仕事ができなかった。ルーティンで行う仕事を3週間できない状態で、生産性のない自分をどこまでゆるせるか、神様に試されているような気がした。

 唯一、PCがなくてもできるお仕事が対面ヨガだったのだが、これはPCがなくインターネットがなくても働ける仕事だ。そういうのって今どきはあまり多くない。

 オフィスに出社してもインターネットの調子が悪ければ「今日はもう仕事にならないね~」モードがプンプンするもの。わたしは内勤だったのでなおさらである。

 コロナだって誰も予想していなかったこと。

 もし今後、インターネットがない世界になることだってあり得るかもしれない。そうなったときにわたしたちはどうなるのだろう?お金はすべて電子化されていてお金を引き落とすのにも振り込むのにもインターネットを使っている。ATMだってインターネットがなければ使用できないだろう。

 そんなときに助け合える人、食料をつくっている人はいるだろうか?

 と、ちょっと話が飛躍したが、食べ物を作る仕事ってインターネットがなくてもできるし、結局食料がないと人は生きていけない。人間の基本に立ち返って土に触れ、食べ物を作る人が最強なんじゃないかーと、そんなことを、PCがない3週間でぼんやりとおもったのであった。

今日も最後までお読みくださりありがとうございました。この連載は100記事まで書き溜めて出版することを目指、目論んで書いています。1年プロジェクトです。レペゼン地球みたいに2週間で断念しないことを祈ってくださる方はスキをいただけると嬉しいです。

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