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マットーニョの『アウシュヴィッツ:その健全な真相』への批判

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イタリア人修正主義者であるカルロ・マットーニョが著した本、『アウシュヴィッツ:その健全な真相』に対する反論記事を翻訳したものです。
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記事一覧

アウシュビッツの火葬場に関するマットーニョの反論:その1屋内火葬

この翻訳記事は、まだ私がホロコースト否定論に取り組み始めた初期の頃に翻訳したものですが、…

蜻蛉
3年前
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アウシュビッツの火葬場に関するマットーニョの反論:その2火葬場でのガス投入につい…

イタリア人の修正主義者であるカルロ・マットーニョによる『アウシュヴィッツ:その健全な真相…

蜻蛉
3年前
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アウシュヴィッツに関するマットーニョの反論、その3:目撃者たち

イタリア人の修正主義者であるカルロ・マットーニョの『アウシュヴィッツ:その健全な真相』へ…

蜻蛉
3年前
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アウシュヴィッツに関するマトーニョの反論 その3:目撃者(補足)

上の写真は今回の翻訳記事内で扱われる人物ですが、左上から右下へ順に、ヘンリク・タウバー、…

蜻蛉
3年前
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アウシュヴィッツに関するマットーニョの反論その4:ゾンダーコマンドの手書きの文章

アウシュヴィッツ・ビルケナウの囚人による手書きの文書が当時、密かに収容所内の地面に埋めら…

蜻蛉
3年前
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アウシュビッツに関するマットーニョの反論 その5:建設文書 A:はじめに

上の写真は、1942年に新設された建設管理部の作業オフィスの写真だそうです(プレサック、『技…

蜻蛉
3年前
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アウシュヴィッツに関するマットーニョの反論、その5:建設文書、B:換気とエレベーター

今回のテーマはタイトル通りですが、換気能力についてもエレベーターについても、修正主義者の関心は焼却能力に対する修正主義者の論述と同じことで、定説で主張されているようなガス処刑が例えあったと仮定したところで、計算上、そのような大量の犠牲者処理は不可能であったと論ずることです。そのように論ずることにより、1)定説で主張されている、たとえば一回あたりのガス処刑の犠牲者が二千人などとする証言は嘘である、2)そのような大量処刑は決してあり得なかった、の二つの主たる修正主義者にとっての果

アウシュヴィッツに関するマットーニョの反論、その5:建設文書、C:脱衣室

ビルケナウのクレマトリウムⅡとⅢには、それぞれにL字型に配置された二箇所のいわゆる「Leich…

蜻蛉
3年前
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アウシュヴィッツに関するマットーニョの反論、その5:建設文書、D:外開きドアと死体…

アウシュヴィッツ収容所についての一般的な誤解は多くあるのですが、その中の一つに、ユダヤ人…

蜻蛉
3年前
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アウシュヴィッツに関するマットーニョの反論、その5:建設文書、E:ガス探知機

上の写真は、プレサックの『技術』p046にある写真の一部で、アウシュヴィッツ収容所をソ連が解…

蜻蛉
3年前
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アウシュヴィッツに関するマットーニョの反論、その5:建設文書、F:火葬と同時の特別…

今回取り扱う文書は、やや理解が難しいかもしれませんが、ビルケナウの大型絶滅施設であるクレ…

蜻蛉
3年前
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アウシュヴィッツに関するマトーニョの反論、その5:建設文書、G:ガス室

このシリーズのラストです。マットーニョの論述の目的は、ビルケナウのクレマトリウムに関する…

蜻蛉
3年前
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