運動会の練習をする前に、子どもたちに送った大事な手紙～みちおせんせいの考える幼児体育～

〇〇くみさんへ

パンパカパーン。
パ・パ・パ・パンパカパーン。

重大なミッションです。

今度の運動会。
全員、金メダルをゲットすること！

そのためには、この保育園で一番かっこいいことをしなければいけません。
おにいさん、おねえさんのスゴイところを見せて、
見てる人をびっくりさせるのです。

じゃあ、みなさんは何をするかというと・・・。

必ず組体操を大成功させること！

一本橋やドミノをビシッと決めて、見てる人たちを驚かせちゃおう！
うわ～すげ～たのしみ～。

あっ！大変だ！
ひとつ大事なこと聞くのを忘れてました。

組体操って、むずかしよ。
もしかしたら、途中で「出来ない」とか「無理」とか言っちゃたりして？
一本橋だって、ドミノだって、強敵だし。
それをクリアできたら、超かっこいいんだよね～。
「さすが、〇〇組」ってね。

ホントにやってもいい？だいじょうぶ？
みんなが「やる！」「がんばる！」「大成功する！」って約束するんだったら、
先生たちも、真剣に応援します。

もう一度聞きます。

組体操、やってもいいですか？

ひとりひとりよく考えて、全員で決めてください！
やるのは、きみたちなんだから。