息子と紫斑病3
「アレルギー性紫斑病」と診断がでて少し安心
しつつ検査結果を待っていました。
この病気は腎臓に影響がでる場合があるらしく
尿検査などの結果によっては入院もあるとのことでした。
入院するならまだ小さい妹はだれにみてもらえばいいの、、、など色々考えていました。
心配しながら再度診察室にはいったところ、
「検査の結果、通院でいいよ」
といわれました。
こころからほっとしました。
紫斑病について、最悪のケースも聞いていたのですが今回は薬でなんとかなると聞きとても安心しました。
いままで脳神経外科、皮膚科の先生に原因不明といわれていましたが、どうやらこの病気は子どもがかかることが多いらしく小児科の先生ならだいたいわかるみたいでした。
手と足が動かない、そして足に紫斑があるとなれば、紫斑病だろうと小児科の先生だったらすぐにわかるそうです。
なぜ最初に小児科の先生に診てもらわなかったのだろう、とても残念に思いましたがひとまず見通しがたったと思ってその日はとても喜びました。
診察の最後に、薬をだすからそれをのむよう
にいわれ、薬がきいたら症状は改善すること
も聞きました。
病名がわかったことでとにかく安心して家に
帰り、昼ご飯のあとに薬を飲ませました。
それから息子はいつも通り寝たままテレビを
みたり少し寝たりして過ごしていました。
夕方になり私がご飯を作ったり家事をしたり
してバタバタしていたとき、
「あ~トイレ、トイレ!」といいながら
息子が小走りにトイレに行きました。
わたしは最初何が起こったかわからず
呆然とそれをみていましたが、
「えーーー!歩けてるよーーー!」と
大きな声でさけびました。そうしたら
「あ!ほんとだーーー」と息子がトイレから
返事をしました。
数時間前まで手と足が動けず車いすで
動き、家ではすべて抱っこしてもらっていた息子が歩いてる、、、信じられない、、、
人体の不思議、、、ということばしか
でてきませんでした。
あまりの感動に「息子が歩いたーーー!」と
旦那さんにすぐに連絡し、親や心配してくれていたママ友にも連絡しました。
まるでクララが立った!クララが立った!と
喜ぶハイジのようになっていました。
薬って本当にすごい威力を発揮してくれるんだと、とても感動しました。
そこからは、かなり回復がはやかったです。
もともと手足が動かないことくらいであとは
これといった問題がなかったので、次の日に
診察してもらい、歩けるようになったことを
報告し、再度尿検査と血液検査をしてもらいました。
経過良好とのことで次の日から小学校にも
行けるようになりました。
担任の先生やクラスメイトはすごく喜んでくれて息子も嬉しそうでした。
次回につづきます☆
最後まで読んで頂きありがとうございました♪
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