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053.「引越しをして1ヶ月経ったのに、未だ服もどこにあるかわからない段ボールハウスに住んでいる話」のこと

先日、4年半暮らした6畳1Kの家から2LDKの部屋へ引越しをした。
ふたり暮らしなので自室らしい自室はないのだが、寝室の一角に作業スペース用の机+大きめのカラーラックをマイスペースとしてもらっている。
にも関わらず、片付けが全くできない女である故に荷ほどきは1ミリも進んでおらず、机は何も見えないしカラーラックの中は強盗にあったかのような惨劇が広がっている。


もっと言うと、元々収納が少ない部屋なのに唯一あるオープンクローゼットは全部私の服で埋め尽くされている状態だ。
ちなみに全部の服がかかっている訳ではなく、カラーラックのどこかにもまだいっぱい服はある。
ぶっちゃけ、もう一室ある恋人の仕事部屋にも侵食していて、もう何がどこにあるか私にはわからないんだわい……

もう一室は恋人の仕事部屋だったはずが、壁紙がレンガ柄なのも相まって「ここ、業者用の倉庫か…?」と思っちゃうほどものでぎゅうぎゅう。
具体的にはでっかいL字のワークデスクの反対側に、客用布団やらプリンターやら仕事用の本棚やら備蓄品やら、色々なものがひっちゃかめっちゃか入っている。
ついでに彼の服はここに押し込まれている。クローゼットを占拠してごめんて…(本人に言ったら「想定内だから気にしないでいいよ!」と明るく返してくれた。神)

どうしてこんなことになっているかと言えば、旧宅がもので溢れかえっているジェネリックヴィレヴァンだったせいだ。
基本構成は「本」「服」「仕事の資料」なのだけど、圧倒的に趣味のものが多い。
収集癖がひどいせいで、セーラームーングッズやコスメがめっっっっっっっちゃ溢れている。
気づくと至るところに意味のわからないものがある上に、謎の物体が多すぎるのだ。

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この頃はまだ秩序があったのだった(???)

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来客者が皆「心の深淵を覗かれている気がする」「今試されているんか…」と呟くB0ポスター(確か田中一光)

まあこうなることは目に見えていたのだが、元々物の少ない部屋の住民である恋人はストレスだろうな…と思いつつ全然片付けていない。
IKEAでほぼ一目惚れ状態で買って、必死こいて運んだキャワイイダイニングテーブルが置かれる位置にも段ボールの山があるなり…川端康成…(しょうもないダジャレで誤魔化してしまうのをやめたい)

唯一、ダイニングの本棚だけはいい感じに並んでいる…と言いたいのだけど、ここもやっぱり荷ほどきできていないのだった…
学生時代の研究書も仕事関連の本も同じ棚には並べられないじゃん??分類したいじゃないですか?????
…と言っているから一向に片付かないのは自分が一番わかっているんだよう…

ということで、我が家で一番片付いているセンスがいい本棚をヘッダーにしてみた。
この棚もジェネリックヴィレヴァンからくるテトリス風棚であることはご愛嬌。


#20191015 #雑記 #エッセイ #のこと

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