日記のような感情メモ 1216

気温の寒さは自分一人じゃどうにもならず、布団の中でぬくぬくしながら「私は永遠にひとりぼっちかもしれない」と劣情に襲い掛かられるから嫌いだ。冬が嫌いなのは誰かといてほしいから、その一点に尽きてしまうのかもしれない。寒さというのは孤独を浮き彫りにするには最適すぎて、負けたくないなと思う反面、その欲求に逆らえない季節なのだろうか。

------

乾電池の代償として、人の買ってきた缶ビールを水代わりに飲む。当たり前だけど水代わりにならず、ほっぺたが熱くなる。末端冷え性で冷たい手が恋しいなと思いながら、自分の恋愛観を思いつくままに話して、自分は誰かのことを一生好きになれないんじゃないかという想像をする。世の中、好きだけじゃどうにもなれないことが多すぎるんだよ。自分らしく生きるなんて、簡単に言えば言うだけつらくて、すごく切ない。思考回路を止めたくて、プルタブを起こす行為に嫌気がさすけど飲んでしまうのは本当のバカである。

------

新宿から電車に乗り込もうとしたら、隣の人がディズニーのお誕生日シールを貼り付けたままで、簡潔にしあわせを圧縮したらそういうことなのかもと思ってしまった。好きな人に好きと言うこと。違うと思うことに違うと両手をあげること。どれもなかなかできないから尊いのかな。簡単にした分、ありがたみは失せるだろうが、手放しに何かを思う気持ちが私もほしいな。

------

やけに車内空調が効いている。お前のことは寝かせねえからな、と言いたげな熱さ。脳みそのうだり具合を反映してるの? なんて思いたくなるような、そんな熱さを戦いながらこの文章を書いている。明日からはまた仕事だ。寝坊しませんように、無理しすぎませんように、と祈りつつ、12時間の使い方後の自分への期待を忘れず生きようと思う。

#20181206 #日記 #雑記

いただいたお金は、美味しいお酒と新しい本に使い、書くためのエネルギーにしたいと思います。