仕事におけるデータ活用案「立場が違う方とのすり合わせ」
先日、noteに「『このデータで何かできない?』の対応」というのを書き留めました。
もう少し考えてみると、何か依頼を受けたときだけではなく、日常的な仕事にも通じるものがあるなと思い、頭の整理を兼ねて書いてみます。
例えば、会社においてはそれぞれの組織長の方針や想いを受けて仕事を進める訳ですが。組織長といえども何から何まで知っているわけではないので、現場状況(実情や社員の想いなど)を伝えてすり合わせしながら微調整していくのが健全だと思っています。
かつては「黙って俺に従え!!」的な組織長のスタイルもあったでしょうが、変化が激しい昨今、様々な情報や感覚をタイムリーに取り入れないときっとうまくいかない。
組織長の中には、方針や想いが周りに伝わりづらいタイプの方もいるでしょうから、そういう時こそ「データ」を使うと解決の糸口が掴めると思います。
例えば、現場課長から想いをぶつける手もあるのですが、そもそも組織長と現場課長って持っている情報が違いすぎて、議論の前提条件が揃わないんですよね。
※「どちらの情報に価値があるか」ということではなく、どちらも大事。
そういう時に、「データ」を使うと客観的かつ落ち着いた状態になって、その「データ」をスタート地点として議論が前に進む。お互いにその「データ」に含まれていない情報を伝え合い認識を合わせながら議論が重ねられる。議論を重ねることでお互いの想いが分かってくる。
もちろん、どういうときにどの「データ」を使うかは、とっても難しいでしょうが、何度も繰り返すことによって、洗練されていくと思っています。
※単に慣れていくだけなのかもしれませんが、「慣れること」って大切ですよね。暗黙知がたまっていく感じ。
「データ」をどんなツールで見る/見せるかも大切で、今の私にとってはTableauが適しています。
※他のツールを知らないだけですが、少なくともこういう場においては、エクセルよりもTableau。
上に書いたようなことを具体的に進めるのもDATA Saberの役割のひとつだと考えていて、引き続き修行と実践を重ねていきます。
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