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大川橋蔵・主演 銭形平次 第130話「潮風の歌」(1968)紹介と感想

原作:野村胡堂『銭形平次捕物控』シリーズ
脚本:高橋稔
監督:長谷川安人


あらすじ

髪床で働いているが不器用で上手くいかない源助は、今日も客や店主に怒鳴られていた。
所変わって万七と清吉は、評判の女中・お波に惹かれて料理屋へ足を運ぶ。
二人で酒を飲んでいると、女中の悲鳴が響き渡り、駆け付けると蝮の池松が死んだ場面に立ち会うことになる。
平次も駆けつけ捜査を始めると、源助が捜査線上に上がってきた。
源助とお波、それに文吉を加えた3人は同じ故郷から江戸に出て来た幼馴染だった。
平次は、源助の故郷にも足を運び、事件の真相と若者達の心の中を探っていく。


紹介と感想

万七が事件の最初から関わる今回は、万七と平次の共同捜査で真相が分かります。
田舎から出て来た若者へ罪をなすりつけようとした汚い大人を捕まえられたのも、万七の協力があったからだと言えます。

仕事は辛く、故郷は遠く。夢はあるが、現実に押しつぶされそうな若者。
しかし、平次や事件との関りを通して少し前を向いて江戸での暮らしを続けられそうな明日が見えて良かったです。

平次が江戸を離れている間、江戸で堅実に調べを進めていた万七

※2024年5月17日11時頃まで東映時代劇YouTubeチャンネルでも観れます※

アマプラの東映オンデマンドでも観れます。

キャスト

ゲスト
長兵衛/中村是好
 
お波/金井由美
 源助/山崎 猛
善兵衛/高城淳一
 文吉/小川真司


大川橋蔵版レギュラーキャスト(当話出演者のみ)

 銭形平次/大川橋蔵

  八五郎/林家珍平
   お静/八千草薫

   万七/遠藤辰雄
   清吉/池 信一

   お弓/鈴村由美


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