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児童書・絵本・漫画など感想

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児童書や絵本、漫画の感想を中心にまとめています。
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#漫画感想

2024年5月の読書まとめ+『宙海町ねこまた堂』『アニマル横町24』『さつまと飼い主』『おとりよせっていいな。』感想

5月は仕事が始まったことで、予想通り小説を読むペースがダウンしてしまいました。 それでも、レックス・スタウトやジョルジュ・シムノンの今年出版された本邦初翻訳本を読めたりと満足度は高かったです。 また、寝る前読書を中心に漫画は良いペースで読めました。 もなか『宙海町ねこまた堂』(2024) 気付いたら宙海町という所で目覚め、ねこまた店主が営むアンティーク店にお世話になることになったミハト。天使やシロクマ、ペンギンなども暮らしている不思議な町で過ごしながら、なぜこの町へ来たの

埜納タオ『夜明けの図書館』全7巻 紹介と感想

暁月市にある暁月市立図書館の新米司書・葵ひなこ。 様々な利用者の「知りたい」という要望にひなこや同僚が応える、レファレンス・サービスを中心に描かれる人と人の関係性を描いた物語です。 双葉社の雑誌『JOURすてきな主婦たち』2010年12月号から~2020年12月号まで、年に2~3本のペースで連載されました。 全巻を通して「調べる」「分かる」という行為の面白さが描かれていました。 図書館職員には、市役所から出向してきた正規職員の大野さん、頼れる中堅司書の石森さん、元校長先生

ドラえもんプラス 第7巻(2023)各話感想

9年ぶりのドラえもんプラス最新刊なので、何か残しておきたいと思い、読みながら感じたことや反応した所を、簡単に書いていきます。 それぞれの話に良さがありますが、特に好きなのは、 4コマしか出ないおじさんの存在が完璧な「つきぬけざぶとん」 ホラーサスペンスギャグ漫画な「ドラえもんの歌」 ドラえもんのたたずまいが好きな「のび太放送協会」 自分も一緒に遊んでみたくなる「アニメスプレー」 ドラえもんというロボットの魅力溢れる「万能テントですてきなキャンプ」 になります。 ドラえもん