戸森しるこ/作、結布/絵『トリコロールをさがして』感想
戸森しるこ/作、結布/絵『トリコロールをさがして』ポプラ社, 2020
あらすじ
小学四年生の真青は、二歳年上の幼馴染・真姫が大好き。
二人はいつも一緒に過ごしていたのに、六年生になってから真姫が変わってしまい距離ができたと感じていた。
真姫が離れてしまう事が寂しくて、ずっと一緒にいようとするほど、二人の距離は開いていく。
成長の早い子ども時代、真青は真姫との関係に悩みながら前に進んでいく。
感想
真青の一人称で語られる物語は、真青と真姫の関係を中心に、真姫が憧れてい