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社会人2年目のHSPが感じた、  現代社会に必要な物、どう生き抜いていくかを考える

つい先日、
この本を読んだ。

ぜひ、自分が繊細かなぁと思われる方は、
読んで頂きたい。

私はこの本を読んで、
「HSP」というものの存在を知った。

HSPとは、
「Highly Sensitive Person」の略であり、
環境感受性あるいはその気質・性格的マーカーである感覚処理感受性が極めて高い人たちを表す言葉である。環境感受性とは、ポジティブおよびネガティブな環境刺激に対する処理や登録の個人差を表す特性的概念である。

と、書いてある。
要は、「あらゆる刺激(個人個人によって異なる特定の刺激)に対して半自動的にその刺激を受容してしまう、また、その刺激を他の人よりより深く、鋭く受容することのできる人」とまとめさせて頂く。

私の場合、
強く刺激を感じる物は、「人の感情」が大きく、
次に「文字及び情報」、「音」だと感じている。
大勢人がいる飲み会や、人混みに長時間いた後の
私は、文字通りスライムである。
ベットの上に寝転がり、使い物にならない。
二日酔いで尚且つ徹夜くらいな人を想像してもらえると
まさにだと思う。
余談だが全くお酒は飲めない。ほろ酔いでガチ酔い。

人の感情や表情を強く感じ取れるからこそ、
上司や先輩の口調、表情からある程度どのような感情なのか、「意識せず」ともわかる。
また、人のマイナスの感情、
怒り、失望、落胆等、言葉にされなくてもそれらを強く感じ取ることができるため、
大いに人より凹む。メンヘラである。
自他共に認めよう。成人男性が情けなくメンヘラである

特に今の職場では、職人として働いているため、
括りとしては非・繊細である人がほとんど。
口調や言葉に気を遣うよりはどちらかというとストレートな物言いであり、遠慮、配慮は無い。
出来ないことは出来ないし、ダメな事はダメ。
仕事が遅ければ怒り、ミスをすれば指摘し、叱責する。

常人であれば、
怒られてしまった、次から気をつけようで済むが、
HSPの人間はそうはいかない。
繊細であり、多くの事に気づくが故、
懸念点を先回りして潰したり、不安材料はできるだけ潰したい。
これらは時間がかかり、成果としても見えにくい。
つまり、普通の人から見たら「余計な事ばかり気にしていつまで経っても行動に移さない人」に見えるのである。

ここで強く伝えたい事は、
この先回りをする考え方や行動が、
「こうした方が良い」
という確信の元に行われているということである。

つまり、ここを察することが出来ない人(HSPであっても察する事が難しいのだが)が上にいると本当にやりにくい。これはお互いにそうであり、お互いに消耗する。

社会は結果が全てであると、
青二才ながら感じる今、
結果を出す為に行動が不可欠であるということから、
行動までに時間のかかるHSPは、
仕事を手早く終わらせたい人や、結果至上主義には余りにもストレスである。

では、どう生き抜いていくべきか。
私は、

「繊細である事を、
言葉、行動に移し、伝える事」

が大切だと考える。

HSPは自分が察する力が強いからこそ、
相手も察してくれると思いがちだ。(これは勿論体験談である。何回これで失敗したかわからん。)
だからこそ、
「こう思う。」「こうした方がいいと思う」
というのを口に出して伝える事が大切であり、
これは社会人全般に通ずるが、HSPにはより必要だと感じた。

しかし、
世の中には下から意見される事を、
忌み嫌う人間が少なからずいる。

これは改善しようがない。
人は変えられないのだから、
まず自分が変わるしかない。

意見をすぐに取り入れてくれないと感じる人であれば、
繊細さんなりの、「やり方」を
相手に見せつけてやるというのが、私の考えた一つのやり方である。
やり方を貫いていれば、当たり前だが疑問に思う。
「あんなにも回りくどいやり方をしているのにも関わらず、何故そのスピードで仕事が終わる?」と、
そうなればこっちの勝ちである。
後は目の前にそのやり方、
プロセスを提示してあげれば良い
味方に早変わりである。

ここまでつらつらと、そして長々と書いてきたが、
これは持論であり、多くの誤りがあると思う。

私より繊細な人間はおそらく世の中に死ぬほどいるし、
その人からしたら、「こいつHSPを語ってる癖に全然繊細じゃないやんけ!」と思われるかもしれない。
(ここまで気にするのがすでに繊細なのだが。)

もうそう感じたなら是非意見して欲しい。
これは、お願いです。
ここだけ思いっきり下手に出ます。
経験、体験、差し支えなければ伺いたいです。

色んなものが可視化されると同時に、
本当に見られたくないものを
見えなくしようとしている力が働いているのが、
今この現代社会だと思う。
だからこそ、小さな個人間の繋がりが、
間違いなくこれから先重要度を増す。
そんな時、繊細であるということは間違いなく有利に
働く世の中がくる。

拙い文章ながら、もしここまで読んでくれた人がいたら
本当に有難う御座います。感謝します。

私の夢は、物書きになる事だ。
その物凄く小さな一歩目として、
こんな持論を長々と述べさせて頂く。

1人でもいい。
繊細な人に届きますように。

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