【メモ】Double Exposureとそれを使ったトランジションの作り方

【Double Exposure作成手順】

今回はトラックを4つ使うので準備しておく。

用意する素材は黒の多いシルエットの映像がおすすめ。この映像をV4のトラックに挿入する。

この映像の下にいれこむ素材をV2に置く。

【V4に置いたシルエットの素材にエフェクトを適用する】

「ビデオエフェクト」→「スタイライズ」→「しきい値」をV4のシルエットの素材に適用する。

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なぜか「しきい値」が2つある・・・なぜ・・・?

適用するとシルエットの部分が黒くなった。

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しきい値のレベルはエフェクトコントロールから帰られる。必要であれば調整する。

「ビデオエフェクト」→「キーイング」→「トラックマットキー」をV2のシルエットの下にいれこむ素材に適用する。

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エフェクトコントロールのトラックマットキーの「マット」を「ビデオ4」に、「コンポジット用マット」→「ルミナンスマット」に変更する。

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背景が抜ける。

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シルエットを抜く場合はエフェクトコントロールのトラックマットキーの「反転」にチェックを入れる。

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黒い部分は透明の状態なので、色を付けることができる。

「新規項目」→「カラーマット」を作成し、好きな色(Ex.白)を選択して、V1に挿入すると色が変わる。

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今回は元の映像をV1に挿入する。

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【シルエットに奥行きを出す】

V3に元の映像を挿入する。

エフェクトコントロールの「描画モード」から「スクリーン」もしくは「ソフトライト」に変更する。(今回はソフトライト)

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全てのクリップを選択してネスト化しておく。

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【Double Exposureを使ったトランジション作成】

V4にクリップを挿入。

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移り変わる映像をV2に挿入する。

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【エフェクトを適用】

V4のクリップには「ビデオエフェクト」→「スタイライズ」→「しきい値」

V2のクリップには「ビデオエフェクト」→「キーイング」→「トラックマットキー」

それぞれ適用する。

V2のトラックマットキーのエフェクトコントロールから

「マット」→「ビデオ4」

「コンポジット用マット」→「ルミナンスマット」

「反転」にチェックを入れておく。

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V4のクリップをV1に複製する。V1に複製したクリップのエフェクトコントロールからしきい値を削除しておく。

V4のクリップをV3に複製する。エフェクトコントロールからしきい値を削除しておく。そして「描画モード」をスクリーンにしておく。

【トランジションを作成】

V3以外のクリップの先頭をカットする。

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V1、V4がトランジションのエフェクトになるので、この2つをトランジションの長さにカットする。V2のクリップをトランジションのクリップの終わりでカットする(下の写真はカットし忘れている)

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「ビデオトランジション」→「ディゾルブ」→「クロスディゾルブ」をV1とV2の入りのところに挿入する。

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【V4の設定】

V4にはクロスディゾルブは適用せず、エフェクトコントロールの不透明度のアニメーションのキーフレームを打って、100%→0%になるようにする。

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V3の最後にもクロスディゾルブをかける。

V1、V2にかけたクロスディゾルブの長さを短くして、V3にかけたクロスディゾルブの長さも調整したら完成!

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以上!

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