「アイドルとオタク」であり「オタクとオタク」でもあった「小野寺梓と僕」
真っ白なキャンバスという愛されてたグループが解散した。出会ってから5年、オタクになるまで2年半くらいファンの1人としてライブをたまに見てたくらいであったがあるライブへ行ったことでファンからオタクになったそんなオタクと推しとグループとの記憶を記録として残すものであ。
第1章 2022年出会い編
キッカケのライブはここにまとめてある2022年の河口湖のフリーライブである。なんならオタクとなるまでの過程ファンだった頃の話も書いてあるから暇だったら合わせて読んで欲しいが読み飛ばしても大丈夫です。
このnoteは河口湖のライブへ行った次の日のテンションで書いているのだが、特典券事前販売のシステムで買ってなかったこともあり特典会へは行っていない。
しかし、これはあまりにいいライブを見てしまったので感想を伝えに行かなくちゃと思い後日あらためて行くことにした。
そもそも河口湖ステラシアターでのライブがフリーライブだったのに更におまけとなる後夜祭ライブがあったのだ。
ちなみに流石に2年以上何度もライブを見ていたので特典会行くならこの子だろという推しは決まっていた。このグループの顔とも言える小野寺梓である。先程のnoteにもこう書いてある。
ちなみに、はじめて見た2019年当時から何度か特典会行ってみようかな?と思うことが無かった訳では無いが当時のオタクの熱狂ぶりに腰が引けて「ま、そのうちチャンスがあれば…」となってるうちに年月が過ぎて今に至るという感じでもある。
特典会で話したことは先程のnoteに書いていたような「小野寺梓ってアイドルは凄いと思ってました。」ということを伝えるような特典会だった。
このときたった2回の単独ライブ2本見て白キャンのライブにはそれまで以上にハマったことは間違いなく今後も意識して見に行こうとは思っていた。
とは思っていたものの、いわゆるDDである僕は色んな対バンイベントに行くオタクではあったが白キャンの出てるイベントの多くは普段行ってたところとは違っていたので頭を悩ませていた。
これまで夏フェスとか色んな界隈から集まる大型イベントで見ることが多かった白キャンである。そりゃ確かにいきなり行く回数が劇的に増えるということは無かった。
ただ以前と違うのは周年ワンマンだったり季節の単独公演に行ってみようかとなったことで頻度は上がった。こうしてジワジワと白キャンが生活に根付いて2022年を終えた。
第2章 アイドルオタク小野寺梓と推し被り
2023年に入ってからは一気に頻度が増えてこの年2番目にライブを見たアイドルグループになった。簡単に言うとそれまで行かなかった対バンイベントなんかにもよく行くようになったからである。
それまで行かなかった対バンイベントに気付けば見たいグループが2~3組揃うことが出てきて、そんなイベントへ行ってるうちに他にも見たいグループが増えていくという典型的なDDな流れである。
元々好きだった#ババババンビだったり、白キャンと同時期に出会ったFRUITS ZIPPERが同じイベントに出てることがそれなりにあったのである。
白キャンとFRUITS ZIPPERなんて真反対なファン層な気もするしFRUITS ZIPPERも好きになったことで白キャンに通うことになるオタクなんて他に居らんだろ…という特殊な例であると思う。
ちなみに#ババババンビの推しは小野寺梓とも仲の良い岸みゆで、FRUITS ZIPPERの推しは小野寺梓も好きな櫻井優衣です。
小野寺梓の特典会行くようになってから小野寺梓のSHOWROOM配信を見るようになり、いつだったか岸みゆと仲良いという話と櫻井優衣ちゃん好きって話をしていたのを聞いてそこから小野寺梓というアイドルオタクともっと仲良くなりたいと思ったのもある。
小野寺梓が元々アイドルオタクで色んなアイドルを好きであるという話は知っていたがいざ自分も好きなアイドルのことを好きとなると一気に話が変わってきたのである。
白キャンのライブが楽しいから行くというのはもちろん変わらないが、年間通してジワジワと小野寺梓との関係を構築して小野寺梓というアイドルを知っていくにつれてステージ歌って踊ってるとき以外での小野寺梓というアイドルの魅力を知りもっと追いかけたい!と思う存在になっていたのは間違い無い。
小野寺梓も大人気コンテンツであるため対バンイベントでは油断して何度かチェキ券買えなかったことあるのだが、FRUITS ZIPPERさんの特典券争奪戦も過激を極めてきたためチェキ券が買えないことが出てきた。そんなときにそんな話をして昇華させてくれたのが小野寺梓だったりもした。
一年以上FRUITS ZIPPER通ってるけどオタクとは合わな過ぎて1人で通い続けている為FRUITS ZIPPERとか櫻井優衣ちゃんの話をできるのが小野寺梓しかいなかったりするのである。
後に別の日の特典会で話したが小野寺梓のオタクでFRUITS ZIPPERにガッツリ通ってるオタクは僕しか多分居ない感じだったらしく、"モブDD"であった僕は"趣味の合うDD"へと進歩した。
尚、その後も色んなアイドルの話をして「あそこだと誰が好き?」みたいな話でよく趣味が合うことが判明して"女の好みの趣味が合うDD"となった。
櫻井優衣ソロイベのTシャツと小野寺梓のチェキ及び櫻井優衣と小野寺梓のツーショットこれは流石に私信というか、長いこと色んな対バンイベントの度に会えなかった…って言ってたのでようやく会えて良かったねという日ですね。
2024年 レンズの長さがガチ恋度合い?
元々白キャンのライブをよく写真に撮ってSNSに上げていたりしたのだが、基本的に広角でライブを撮る写真ばかり撮っていた。
それにはそもそも理由があって、2019年当時白キャンにハマりかけた頃の白キャンのフロアってとてもじゃないがカメコするのには難しい現場だったのである。リフトとかで後ろから人は突っ込んでくるしなんなら人が転がってくるようなフロアだったので中途半端な位置に居たらカメラ壊れるくらいで済めば()いいがよそ見してたら怪我しかねない。
そんな感じだったこともあり、白キャン素人の僕は後ろから人が突っ込んでこない後方からフロアの雰囲気込で写真を撮り始めたのである。当時の僕はあまり広角で撮るということをしたことが無かったのだが白キャンの曲を覚えるのに合わせて広角のライブ写真にハマっていった。
しかし河口湖以降白キャンのライブへよく行くようになってからはむしろカメラを持たずにライブを行くことが増えた。いくら広角のレンズだろうがカメラは結局視野が狭くてライブを見れてない部分もあり、集中力がカメラに気を取られて意外と覚えてないこともあるためカメラを持たない方がライブを楽しめるからという当たり前な理由。
そこから今度小野寺梓のオタクという面が強くなってきたときにせっかくだから寄って撮れる望遠レンズ持って撮ってみる?という感情も生まれた。たまたまカメラ屋にジャンク品の古い望遠レンズ(いわゆるナナニッパ)が中古で売りに出されていたので買ってみることにした。
個人的にはカメコをしてて寄りの写真を沢山撮ってるとガチ恋沼に落ちてるんじゃないか?と思う部分があり適度な距離感でグループ全体を撮れる広角の写真を撮るようにしてた面もあるのでガチ恋になったらレンズ買うか…的に思ってたところもあったのでこのタイミンかという巡り合わせ。
結果的に望遠レンズはライブ撮影よりも水着姿を撮影可能なイベントで大変役に立ったので買っといて良かった。
でもまあ、レンズ買った直後のタイミングでこんなこと言ってるからガチ恋?とまでは行かないがかなり好きになってるのは間違いない。
そんな感じでレンズの長さで距離感変わるかと言われるとそうでも無いかもしれないが大きな箱でライブするアイドル撮るんだったらもっと早く望遠レンズ買っといても良かったかなとも思う。
ちなみに普段から広角の写真を取り続けた結果なのか2023年の6周年ワンマンではスマホ写真のフォトコンで賞までもらったので言うことは無い。
そんな感じの中白キャンの解散が発表されて色んな白キャンのラストを見てきたが、ほとんどはカメラを持たずに見てきた。
結局カメラで残すよりもその日のライブ楽しむなら目で見た方が絶対いいと思ったから。白キャンはカメコするよりもライブ楽しんだ方が楽しい現場なので。
今後小野寺梓が=LOVEクラスの大箱で撮可のアイドルに転生したらどうしよう?ラストライブの野鳥の会バリのレンズ必要やぞ?と戦々恐々(多分カメコやめる)とか考えてる。
総括 小野寺梓のいちばんかわいいところ
ちなみに小野寺梓との特典会で話すことって他の女(アイドル)のことが多いのだが上のツイートの引用元の今年最初の特典会での小野寺梓の発言から分かるように、小野寺梓は負けず嫌いなところは結構あるし、それでいて自分に自信がないタイプのアイドルでもある。(その辺の性格は色んなインタビューとか特典会で知り得た櫻井優衣ちゃんにも同じようなとこ有るよね、と話したら小野寺梓は喜んでた。)
ラストライブのMCなんかでも話していたが「アイドルへの執念なら誰にも負けない」というのが本人にはあるらしい。
コロナ禍でもコロナを回避し続けたことも凄いが諸々体調不良の中でもライブも特典会も出続けることが何よりの執念の現れだと思う。
2023年夏に野外フェスの連続でかなり声が出なくなってた日があったのだがその日も筆談特典会やって、その2日後くらいにはしっかり治してステージで歌ってたときは流石に驚いた。
ステージに対する執念からなのか、熱中症対策だったり日焼け対策だったり喉の調子を整えるためだったりちゃんとすぐ医者に行って治してくる。その行動の積み重ねであるライブ皆勤が何よりアイドルとして凄いところだと僕は考えている。小野寺梓の憧れであるハロプロアイドルに通ずるプロ意識だと思う。
ライブアイドル全般的に過密なスケジュールでライブを詰め込み夏フェス時期なんて毎年何人もアイドルが体調崩して休む。
白キャンも7年間で1000回、毎年150回前後のライブを過密にこなす中で何年も自分の体調不良で休まずに出続けることは何よりも凄いことだと思う。
小野寺梓というアイドルに憧れるアイドルはそのプロ意識の部分を真似して欲しい。必ずライブを休まず出続けるための行動が日々できるアイドルなら必ず何者かになれる努力ができる人だと思うから。
ラストライブの曲中での小野寺梓の「7年」という言葉には休まず続けてきた1000回の積み重ねがあるからこんなに重みがあって胸を撃つんだなと思う。「何も無かった」ところから休まず積み上げてきたからこその幕張メッセイベントホールの景色だからこその言葉になったんだと思う。
白キャンの小野寺梓と出会えて最高な日々でした。お疲れ様。