2021年200現場200グループのライブを見た(その1:ベストテンを振り返る)

結果として200を超えた。目指したわけでもない。行きたいところを中心に行ってライブを見てたらそうなった。200現場での200グループとは言ってもワンマンライブで1グループを見たときもあれば、1日やってる大型対バンイベントに朝から晩まで参加して20以上のグループのライブを見た日もある。2020年は実現されれば行きたかったイベントがたくさん無くなりもっとライブを見たいという気持ちで終えたが、2021年は十分見ただろ?という満足感である。なんならちょっとやりすぎだと思う。

ライブ見に行ったイベント数としては昨年比で言うと200%以上である。2019年と比べても130%くらいだろうか。全体は最後に載せたのでこれを見てもらえばどこを見たかわかるだろう。

さすがに今年増えすぎじゃねということで、今年の上位10グループの昨年との数字の変動からまずは追いかけてみたい。

        2021  2020
Ringwanerung   50        0(未見)
NightOwl      40            15 (2位)
じゅじゅ      39            27 (1位)
群青の世界     24              4(22位タイ)
#ババババンビ      22             1(圏外) 
Kolokol                     22            13(3位タイ)
我儘ラキア     20            13(3位タイ)
クロスノエシス   20              9(10位タイ)
クマリデパート      19            10(7位タイ)
MIGMA SHELTER   17            12(5位)

     

昨年上位のグループも軒並み数字が増えているので単純にイベント数が増えて行ける現場が増えたということもうかがえる。いいことだ。ここにランクインしてるグループどこでもそうだが、ライブの楽しさ及びパフォーマンスレベルの高さからもっとライブが見たい!と思わされるところばかりである。2020年から継続して観客側の観覧スタイルの制限から、クソみたいなライブに騒ぎに行くというより良質のライブパフォーマンスを届けてくれるグループを見に行く、という傾向が見える。

昨年から2年連続の2位となったNightOwlさんだが、大阪拠点のグループではあるが僕はほとんで遠征していないことを考えるとめちゃくちゃ東京でライブしてくれてたことがうかがえる。これでも多分東京のライブの6~7割しか行ってないと思われる。ちなみに事務所の先輩である我儘ラキアが2019年に関東で行ったライブ数が40~50くらいであったので大阪拠点のアイドルとしての関東への進出度合いとしてはかなり上位だと思われる。上位で言うとKolokolなんかもそうである。関西にそんなにいいライブハウスが無いんか?対バン相手がおらんのか?と思うくらいには関東でライブしているイメージである。関東民としては有難い。

昨年から大きく観覧回数を増やしたグループが群青の世界と#ババババンビである。
群青の世界はなんなら2019年から数回見たことあったのだが、当時はそれほどハマらなかった。初見から2年近く経ってライブが全て生歌になる等のパフォーマンスの質の向上により元々良曲が多かったことに加えて魅力を増し、見事に今年ハマってしまったという具合である。たまに見てたのに突然成長した姿を見てハマってしまうというのは実に地下アイドルの遊びであるなと感じる。ちなみに昨年の同様の展開でハマったのがクロスノエシスである。
#ババババンビは2020年に見たときに「グラビアアイドルのお遊戯なんでしょ?」みたいな感じで斜構って見てたら、「めっちゃしっかり歌ってるしダンスも上手いしめちゃくちゃちゃんとアイドルやん」と度肝を抜かれた。猛省しました。ただでださえその辺の地下アイドルよりかわいいのにちゃんとした事務所でお金と人手をかけて育成されたアイドルが悪いわけない。地下アイドルというカテゴライズのイベントに出てるがチートだと思う。おかげで2021年は「斜構やめよう。もったいない」の精神で色んなグループを見ることに繋がった気がする。

2020年時点でレーベル変化に伴いイベントの出演傾向も変わった我儘ラキアだが、この中の上位に入るNightOwlとの事務所主催ツーマンが多かったことと、最近対等に戦える数少ない相手であるMIGMA SHELTER との対バンが多かったこともあり意外と見に行ってた。

MIGMA SHELTERさんは我儘ラキアさんと張れるレベルまで強くなって通常の対バン行くと「大ボスMIGMA SHELTER」という立ち位置が多く小さなイベントだとチケ取りが大変だったりというのもあってこの辺。それでもまあまあ見に行けてるとは思う。

クマリデパートとクロスノエシスのekoms勢は昨年の勢いそのまま。
クマリデパートさんはO-EAST~渋谷公会堂~ZEPPと1年でキャパを確実に広げておりいい売れ方してるよなというのを楽しみながら見てきた感覚である。
クロスノエシスさんはいまひとつ売れきらない感じでは有るがパフォーマンス力の高さはいつ見ても素晴らしいので対バン相手に居ると喜んでチケット取ってたという感じでこの順位。

じゅじゅさん、3年連続上位だが連続1位記録は途絶え本年は3位。そもそものライブ数が上位三組の中で少なかったことが要因。というより、1位のRingwanderungさんが圧倒的に多かった。

Ringwanderungさん、今年の1月にはじめてライブを見てドハマりした。また見れるかな?と思いながらいつものグループ主体のチケットの取り方してると月一程度しかチャンスがなく、5月頃からRingwanderung目当てでイベントのチケットを取るようになって気付けばRingwanderungのライブを中心とした予定の組み方になっていた。その為7月以降はほぼ月間1位である。

対バンの回数まとめ

ここで上位10組の対バン回数を集計してみた。

2021年対バン回数まとめ

直感的に見にくい図になってて申し訳ない。上位10組との対バン回数がわかるようにまとめたつもりの表である。表で自グループと重なる欄は単独イベントの参加回数(水色のとこ)で、縦にグループを追っかけると横軸の各グループと対バンした回数がわかる。
200のうちとりあえず上位40くらいのみで下位は割愛した。

多いとこには色を付けたが、よく見てるグループはそれなりに対バンで一緒になることが多いグループであるというのがわかる。

昨年までそんなに見てなかったのに今年回数が増えたババババンビと群青の世界、Ringwanderungは昨年も多いNightOwlとの対バンが多いことがわかる。気になるし見たいな→両方出る対バン有るやん!と見てるうちにもっと好きになっている流れである。尚、11位以下のグループでもQUEENSや真っ白なキャンバスは同じ傾向で見てると思われる。だいたいは新木場STUDIO COASTの対バンだ。

ちなみに、この上位のほとんどが揃ってたイベントはこちら。

NEO合戦タイムテーブル

上位8/10が出演してた上に、直前で出演キャンセルになったRingwanderungとNightOwlも出演予定だったりと大忙しのイベントだった。
このイベント以外でもギュウ農フェスなんかもかなりの推しグループ出演しており感性の合うイベントであると思う。

それ以外の注目としては、今年それなりに見たsituasionは、ほぼほぼRingwanderungの対バンで見てるということと、今年もじゅじゅの対バンでよく見たのはぺいりんずとナザレか、ということ。じゅじゅさん何年この組み合わせなんすか。

また、我儘ラキアは事務所主催イベントホームパレードの影響も有りNightOwlとの対バンが多いが、MIGMA SHELTERとの対バンも多い。最近は日本一カッコイイアイドルとか日本一尖ったアイドルとうたっており、その辺のアイドルとの対バンすると簡単に捻りつぶせそうな強さ発揮してるので対バンとして戦えるグループがMIGMA SHELTERの他に数少ないというのはちょっと寂しい。

まとめると、NightOwlのオタクしてたらいつの間にか他のグループもめっちゃ好きになってたりしたけど、それよりRingwanderungのライブ良すぎてめっちゃハマってリンワンの出てるライブめっちゃ見に行った1年だったということか。

これは1人のオタクの1年のデータであり偏りはめちゃくちゃあると思うけど、万が一このデータ参考になったという人は褒めてください。

続編はこちら


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