主現場迷子の主現場

主現場ってなんですか?
主現場迷子のオタクです。

はじめましてするアイドルさんとの会話で1番聞かれるかもしれない会話「どこのオタクさんなの?主現場どこ?」、この答えに困ってかれこれ1年くらい経っている。

昨年3月までは「主現場どこ?」って聞かれたら「じゅじゅのオタクです。」と答えていた。もちろん当時もあちこちの現場へ顔を出すDDだった。時と場合によっては答えに多少の淀みはあったものの主現場じゅじゅですと答えられた。
しかし、今は自信をもって答えられる現場がない。そもそも主現場が何かと言うのがわからないというのがある。

そもそも主現場ってなんなのよ!ってググッたりnoteで検索していくつかの記事を読んでみたがイマイチグッとくる説明と概念に行き着かなかった。

ふわっとした概念で言うとこんな感じである。

主現場…主にアイドルオタクの中で使われる用語。ライブやイベント事のことを現場と呼び、その中で頻度が高い現場のことを主現場と呼ぶ。対義語は他現場。

ネットの見識から抽出した概念

正直、主現場って存在は無かったりしてもいいとは思うんだが、何故今通ってるところを主現場と呼べないのか?という疑問がモヤモヤとするのでそこら辺を整理していきたいと思う。

主現場要件

1.現場数

個人的には"頻度"だけで主現場というのはかなり乱暴だと思っている。瞬間最大風速としてひと月で10現場通ったとしても、その後頻度が下がってしまえばすぐ主現場ではなくなる。そもそもそんなすぐ変わる可能性があるパラメータのみが決めていいのかとは思う。

ちょっとDDの言い訳になるかもしれない以下の例を見てもらいたい。

例:月にmax10回くらいしかイベントのないグループA、リリイベなんかも重なって月に20回イベントを行っていたグループB、仮にAに8回行ってBも10回行ったとする。
そうするとBは月に10回行ってるのでBの方が多いことになるが、出席率としてはAは80%でBは50%である。

こうして生まれるのが主現場の現場数が少ないオタクの言い訳第1位、「主現場のイベント数が少ないから他に行っただけである。出席率はこっちの方が高いからここが主現場。
である。

数字の切り取り方なんてものはオタクが都合よくできるものである。屁理屈でいくらでも自分にとって都合のいい数字をはじき出せる。何かと数字で戦いがちなオタクは何かと数字を集計してたりする。
そうなると数字で決まるものではないのでは?と個人的には思う。参考記録や客観的判断の材料でしかないのではと。

2.期間

こちらも数字で語ろうとする話だが、要件としては期間はあるのではないと思う。あくまで個人的な感覚の話ではある。
なんとなくだが、30現場通ってから言えよって感じ。ひと月10現場通うなら3ヶ月、ひと月5現場なら半年、ひと月3回なら10ヶ月。
通う頻度はそれぞれだと思うが定期的に通いつつある程度の数行ってはじめて名乗っていいんじゃないかと思う。

いや、まあ新しく出来たグループとかどうなん?ってツッコミあると思うんですけど、新しく出来たグループこそ最初だけ行ってたけどすぐ居なくなるオタクが多いしオタクの入れ替わり激しいこと多いし軽率に主現場って言いにくくないですか?(と個人的には思ってます)。

ちなみに僕が去年から新しく通い始めてそこそこ行ってるつもりの現場は約1年経ってもまだ30回に到達してなかったりするのでまだ主現場名乗れない。

3.主要イベントへの参加

対バンでよく見てライブ見る回数は多いけどワンマンとか行ってないグループって主現場と言えるのか問題。個人的には流石に主現場じゃないんじゃないかと思う。
どっちかと言うと精神的な面での話になるので令和のドライな考えには合わないかもしれない昭和なおじさんの思想である。
主現場の定義を考え始めたときにもっとも引っかかった項目である。

オタクにとって"主"であると名乗るのであればグループの主要イベントであるワンマンライブとか流石に行くでしょ?という考えである。僕は一時期、余程好きじゃないとワンマンには行かないという固い意思でオタクをしており、「私はDDで外のオタクだから」という意思表示でもあった。(意外と硬派なんですよ)
ワンマンライブと冠してるものには行かないが、単独公演とか生誕ライブとかだったら行くみたいな微妙な線引きではあったが。

その他ワンマンに限らずオフ会のようなイベントに参加したことがあるかとか、推し以外の生誕でも行くかとか細かくイベント例を上げ出すとキリが無い。

少なくとも自分の中でこのイベントに参加したら主現場とかある気がする。


4.優先順位


次に頭を悩ませるのが、仮に好きなグループのワンマンが同じ日に同じ時間帯に開催された場合どこのライブに行くかということだ。

2020年の2月29日って四年に一度しか発生しない日に主現場ともうひとつの現場のワンマンが被って頭を抱えたときは時間帯がズレてたので辛うじて両方行くことが出来た。
2022年の3月28日には主現場の最後のライブと、当時ライブがとても好きで前年最もライブを見たグループのワンマンが重なって行けなかったりもした。

そんな時にどちらを優先しますか?という優先順位が上位のところが主現場としての適性が高いのではないかと思う。
 


まとめ

そもそも日本語的に「主現場」と「他現場」と言い方からしてこの言葉に適するものを選ぶには他と比較しないといけない。当たり前なんですが。
比較する軸が数字だったり精神的な要素だったり、様々な行動の結果から導き出されるとすると過去の事象からの総括でしかない。

「あなたのこの期間の行動結果から導き出された過去の主現場はここです。尚、現在地も主現場であることは保証できません。」というものでしかない気がする。

そうすると、アイドルさんから「どこのオタクさんなの?主現場どこ?」と聞かれた際には、「昨年3月まではじゅじゅのオタクでした」と答えるのが1番嘘でもなく適切な気がしてきた。

まとまってるようでまとまってない気がしますがこの辺で終わります。

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