アイドルに一般人へのチラシ配り1000枚させるならアイドル運営は関係者へ100枚名刺配ってこい

先日4年近く応援してきたグループがひとつ終わりのときを迎えた。最後まで素晴らしいパフォーマンスを見せてくれてとてもいいライブだった。

そのライブが終わったて数日経ったときにそこのグループと仲良かったグループのプロデューサーが切磋琢磨してきたグループが終わってしまうのが悔しいみたいなことをブログに書いてて思わずお気持ち…となってしまったのでお気持ちを書いていきたいと思う。

基本的に今回はアイドル運営側、プロデューサーとかそっち側に対する1人のオタクとしてのお気持ちで、ところどころ具体的なグループにを察する話はあると思いますが地下アイドルの運営全般に対するお気持ちです。

楽曲派はなぜメジャーになれないことが多いかについての個人的意見

地下アイドルのジャンルのひとつに楽曲派というジャンルが存在する。アイドルは若い可愛い女の子が様々なカテゴリの楽曲を歌い踊るという意味のジャンルであり特段この楽曲ジャンルというに縛られないのがひとつの楽しいところであると思う。
そんなアイドルの中でも音楽通をうならせるような楽曲の質が高いグループが"楽曲派"と呼ばれたりする。

こういうグループの多くはプロデューサーが音楽好きだったりでクリエイター気質な人が多く、楽曲への質に対するこだわりが強いところが多いと思う。
一旦曲単体で配信とかするけどアルバム出す時に再録して出したり、ライブでは披露した後満足のいくパフォーマンスになるまで音源配信しなかったり。

プロデューサーが何かとこだわりが強い人達が多いイメージである。

そういうグループにありがちなのが、いつも同じ人達と対バンしててなんか見てて飽きてくるみたいなことである。これは楽曲派のグループには限らないことなのかもしれないが、楽曲派グループのプロデューサーは「こことは合わなそうだな」と思ったら対バンイベントすら組まないんじゃないかと思ってる。もちろん、ソンナコトナイヨ!ってグループもあるとは思いますが。

実際のところ、イベントを"組まない"んじゃなくて"'組めない"んじゃないかと思ってる。
プロデューサー同士が互いに仲良くやれてないとかそもそも面識が無いとかそんな理由な気がする。食わず嫌いみたいなこともあるかもしれない。自分達のこだわりが強いだけあって他のグループに対しても合う合わないみたいなところについてこだわりが強いんじゃないかとも思う。

個人的にはどんなに楽曲がしょうもなくても営業が上手いグループの方がどう考えてもオタクの母数が大きくなっていると思う。
世の中真面目に向き合ったからと言って結果が出る世界ではないってことはみんな知っている。運もあると思う。
それなら僕は「いい曲作ってるのに売れない…」ってアイドル運営に問いたい。
あなた達は自分達のことを営業してますか?と。

アイドルの営業活動とアイドル運営の営業活動

アイドルの顧客、エンドユーザーはいわゆるオタクである。ライブを見て物販に課金してくれる人たちである。
もちろんその人達に向けてプロモーションして知ってもらって、実際にライブを見てもらうことは大事だ。
その為にアイドルはSNSでフォロワーが増えるように頑張るし、知ってもらうためにチラシ配りなんかも頑張ってるんだと思う。それがアイドルの営業活動だからだ。

あくまでもアイドルというのはステージで歌って踊ることが本業であり、そこに付随する特典会なんかが仕事であると僕は思ってる。
その本業を個人単位もしくはグループ単位でもっと広げるために営業活動も頑張っているはずなのである。

もしかしたらグループ運営は、もっとオタク捕まえるためにSNS頑張れ!チラシ配りやってこい!ってパワハラレベルでやってるとこもあるかもしれない。
そんな運営達に僕は問いたい。アイドル達に営業活動頑張れと言ってるあなた達は何か営業活動されてるんですか?と。

どんどんオタクの母数を大きくして売れていってると感じるグループは、よく分からんけどなんでこんな仕事取ってこれたんwみたいな案件しかり、全然絡み無さそうなのになんでこんなイベント出てんのwみたいな事がある。たまたまオファーがあっただけかもしれない。しかし、何かしらの営業活動してないとこんな案件取って来れんやろと少なからず思うところもある。

具体名を出してしまって申し訳ないが、楽曲派グループ御用達の対バンイベントであるエクストロメがある。
出演するグループの多くは楽曲派と呼ばれるグループだ。言うなればオタクの層が近いところである。もしかしたらここに出演した場合対バン相手のオタクの5割に刺さるかもしれない。そうなると近しいグループ同志のシナジー効果みたいなものは生まれるかもしれない。
しかし、所詮アイドル界の楽曲派というひとつの界隈の中でオタクを取り合ってるだけなのだ。同じ様な対バンを繰り返してもそのうちほとんどの人達がもう知ってるよ…となるだけで新しい層にはもう届かなくなる。

そうなると仮に対バン相手の1割にしか刺さらないかもしれない全然違う界隈のイベントに出続けた方が新規の獲得という意味では効果的なのではないかと思う。

まあ、エクストロメみたいな外部のイベンター主催のイベントならともかく、自分達の主催の対バンイベントとかでも同じ様なところとばかりやるのはもはや緩やかな自殺行為なのではないかとすら思ってしまう。何度かに1度身内の祭りでやりましょう!って感じならともかく、またそこ?ってオタクが思う様な相手とばかりやってても結局なにも伸びない。

主催ライブこそ、普段全然絡みは無いがそのとき勢いがあるグループだったり、自分達が目指す目標みたいなグループとやることによって空気を循環させていくことができるんじゃないかと思う。

それで今回のタイトルに行き着くわけなんですが、アイドル運営の人達っていう自分たちのことをイベンターだったり他のアイドル運営だったりに営業活動してますか?ってオタクは思わずにいられないわけなんですよ。

今回例に出してしまったクリエイター気質の人が多い楽曲派グループの運営、特にプロデューサーはSNS個人アカ持ってる人から垣間見える性格や物販とかで直話して感じる人格からして、多分営業向いてないんだろうな、営業してなそうだな、受け身のオファー待ちなんだろうなという風に感じることが多い。

そのけその結果、いくらいいグループ(楽曲やメンバーの質やパフォーマンス込)作っても広く知れ渡らせる事が出来なくてもったいない。となるわけだ。(あくまでもオタクの想像です。)

アイドル運営はアイドルに1000枚チラシ配りさせるなら関係者100人に名刺配って、出演させたいイベントの全運営に直接メールやDMして、対バン組みたいグループの運営になんとかコネクション作って連絡して自分達を拡散する頑張りを見せて欲しい。

もう一度言いますが、今回の内容はなんの根拠もなくオタクがアイドル運営の実態を想像して書いてることです。事実と異なることは多分にあると思います。
それでも、売れてないグループのアイドル運営はどうせこうなんだろうなと思わざるを得なくて書いてます。

もしアイドル運営さんが読んでたらこの記事も読んで欲しい。というのを残してこの記事を締めます。


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