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【映画感想】ブルーピリオド

映画館で鑑賞しました。
感じた事を綴ります。

あらすじ

ソツなく器用に生きてきた高校生・矢口八虎は、美術の授業の課題「私の好きな風景」に困っていた。
悩んだ末に、一番好きな「明け方の青い渋谷」を描いてみた。その時に絵を通じて初めて本当の自分をさらけ出せたと感じ、
美術に興味を持ちはじめ、のめりこんでいく。そして、ついに国内最難関の美術大学への受験を決意するのだが…。
立ちはだかる才能あふれるライバル達。正解のない「アート」という大きな壁。
経験も才能も持ってない自分はどう戦う!? 八虎は【自分だけの色】で描くことができるのか。

映画『ブルーピリオド』公式サイトより

スタッフ・キャスト

監督:萩原健太郎
キャスト:
眞栄田郷敦
高橋文哉
板垣李光人
桜田ひより etc.
音楽:小島裕規“Yaffle”

感想

漫画はまだ読んでなく、アニメも観てないので、前知識があまりないまま鑑賞。

色んな場面で10代の時の自分が感じた事や思ってた事などが思い起こされて少し苦しくなった。勿論楽しい思い出もあるのだが、どちらかと言うと何故私は主人公や他のキャラクターの様にもっと馬鹿みたいに頑張らなかったのか、何故自分の可能性を否定してしまったのか、自分を信じてあげられなかったのか、、、そんな後悔の気持ちが多く沸き起こった。『「好きなことは趣味」でいい これは大人の発想だと思いますよ』まさにこっちの道を選んだ当時の自分と比較して涙が溢れてしまった。
でも今の自分を否定したい訳ではない。色々それなりに頑張ってその時々の精一杯の選択があって今の自分がいるから。
それに、趣味の範囲内ではあるが、今の方が「好き」に貪欲になれてる気がする。
自分の「好き」に気付けて、ちゃんと「好き」になって、少しづつではあるが向き合って学んでいる自分を褒めようと思った日でした。

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