口笛に気付かされた話
ああそうか怖かったんだ。
誰かに愛情を向けられること
私の中にこれ以上入ってこられること
子どもの頃からあんなに欲しかった愛情と関心
それがやっと手に入りそうになった瞬間
怖くなっちゃったんだ。
いつかはそれを失うことになるかもしれない可能性があることを知っているから。
高校時代に友達だった人に使い果たされて履き潰されたアイデンティティで、幼い頃に厳しすぎる躾でねじ曲げられた心で、誰かと関わることはとても怖くて怖くて辛くて辛くてまた同じ結果になりそうと被害妄想してしまって、怖くて怖くて堪らなかったんだ。
でも怖がってたって何も始まらない
1歩踏み出さないと自分はずっとこのまま
1歩踏み出すときが1番辛いけど
足を動かさないと目的地にはたどり着かない。
それは初めての全国を手にした時に気がついたこと。
この大切な気持ちを口笛に気付かされた話。
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