私は音楽の中で生きている そもそも無音の空間は恐怖を感じてダメから、常に何か流れていないと嫌だし 吹奏楽を10年近くやっているのだから演奏することも好きだ 沈む私を引き上げてくれたのはいつだって音楽だったし背中を押してくれていたのも音楽だった そんな私には今 どんな音楽も届かない 沈んだときに決まって聞いていた音楽も意味を持たず 何を聞いても一向に上向きにならない気持ち ああ、もうだめかもしれない 何があっても私には音楽があるから大丈夫、と色んな無茶もしてき
音楽は不思議だ 気が付いたら勝手に体が揺れる 気が付いたら勝手に涙がこぼれる 気が付いたら勝手に思い出が蘇る 音楽は不思議だ 音楽は不思議だ 人の心を癒し 人の心を修復する力がある 前に進む力を与えてくれたり 後ろから背中を押したり 前に手を引いて進ませてくれたり 上から救い上げたり 下から押し上げたり 色々な力がある 音楽は不思議だ
ああそうか怖かったんだ。 誰かに愛情を向けられること 私の中にこれ以上入ってこられること 子どもの頃からあんなに欲しかった愛情と関心 それがやっと手に入りそうになった瞬間 怖くなっちゃったんだ。 いつかはそれを失うことになるかもしれない可能性があることを知っているから。 高校時代に友達だった人に使い果たされて履き潰されたアイデンティティで、幼い頃に厳しすぎる躾でねじ曲げられた心で、誰かと関わることはとても怖くて怖くて辛くて辛くてまた同じ結果になりそうと被害妄想してしまって
私は悩んでいる 今の自分のこと 過去の自分のこと 毎日毎日考えすぎで頭がいっぱいになって マイナス思考で悩みまくった結果 この命さえも無意味だって思うことが 続いていた 苦しくて 怖くて 辛くて 悲しくて 不安で そんな時ふと、ネットで “ミスチル 大丈夫” と検索してみた するとでてきた歌詞は “手の届かない場所で 背中を押してるから” だった 過去の自分がいて今の自分がいる あの時苦しみ抜いたからそしてそれを耐え抜いて前に進んだから今の場所にいる 過去の自分