うまく諦められない心

少しショックだったというか、どうにかしたいなと思うことがあったので書こうと思う。

ずっと前からわかってはいたのだけど、自分は人に何かを聞いたり教えてもらったりするのが苦手です。人とお喋りするのはすごく好きなのに、"教えてもらう"となるとてきめんにダメ。

物心がついたころから、できる限り自分の手の尽くせる中でなんとかしたいと思っている節があるのです。
インターネットには気軽に聞いたり、参考にすることはできるくせに、人に聞くことには大きなためらいがある。

インターネットに抵抗なく聞けるのは、たくさんの情報から絞り込みをかけるためのキーワード選択能力と、情報は正しいも間違いもごちゃまぜになっているから、その中から適切だと思うものを選ぶ選択力がつくのでは、という期待があるから。

それに比べて、なぜ人に聞くのが抵抗あるのかと言われると、ひとつじゃないのだけど、、

自分にはわからないことだと、明確になるのが悔しい、とか、あんまりわかってない状態で聞くのが良く思えない、とかそんな理由だと思う。あと単に人に迷惑かけたくないとか、失望されたくないとか、ただの気持ち的な部分も意外と大きい。

頼り過ぎもどうかと思うけど、頼らなさすぎも確かに問題だと思っていて、諦めどころがうまくつかめない。人によく聞かれる人生を歩んできたはずなのに、周りがどうやって頼ってきたのかとか全然みてなかった。

人に聞けば数分の事を何時間も考えることがある。ほんとうにもったいないと思う。

でもずっとこんな性格で人生をやってきてしまって、なかなか変えられない気がする。特に心の根本のところが。悔しいとか悲しいとか、ストレス要素になるものを作り出したくないというのも本音だったりする。

世の中の人たちは、どうやってそのあたりの塩梅を見極めているのだろう。時がきたらうまく諦められる、そんな心がほしい。

本当に世渡りがヘタクソだなと思う。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?