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【主婦の考察】持ち家か賃貸か、天秤では測れない。

現在、地方暮らしの30歳夫婦と娘1人で1LDKの賃貸住まい。
今後の生活スタイルをどう決めたらいいのでしょうか…。
持ち家を購入するのか、賃貸暮らしを継続するかは永遠のテーマ。
持ち家のメリットをあげれば、賃貸のデメリットが浮かび、賃貸のメリットをあげれば、持ち家のデメリットが浮かびます。

たとえば、持ち家のメリット。
これから成長する娘と過ごしていくかけがえのない日々を、持ち家の広々とした空間と共に、のびのびした気持ちで過ごせる開放感を持てること。娘が壁に穴を開けようとも、床を汚そうとも、私とパパの許容範囲であれば自由にしていいよと、いつもおおらかな気持ちで子育てできそう。
お庭で砂場をつくったり、夏はプールをだしたり、冬は雪景色眺めたり、季節を感じる楽しみもあるよなぁ。

そして、持ち家メリットは、裏を返せば賃貸暮らしのデメリット。
今の賃貸暮らしは、正直狭い(涙)。
断捨離が得意だった独身時代の私も、娘が生まれてからは次の子のためにとっておきたいと、娘のおもちゃやお洋服を捨てられません。
それに、パパは仕事上、運動着やスーツ、シャツなど、種類豊富なお洋服が必要です。
いまは私の物を捨てることでなんとか生活できていますが、地震災害を経験したこともあり、季節に対応する生活用の普段着はやはり最低限揃えておきたい。

そして、娘との家族写真やこれから書いてくれるだろう絵や工作を壁に押しピンで差して飾るのに罪悪感があるし、少しでも作品をとっておきたいなぁ。
ハイハイしだしたし、床もそろそろ汚し始めるころだろうなぁ。
はぁ…。
あげればきりがない今の賃貸暮らしの不満です。

次は、この不満な気持ちをカバーするように思い返す、賃貸暮らしのメリット。
パパの職業柄、住居手当てが支給されているので、賃貸でも割と安く住めていること。
つぎはどこに住もうか、どんな部屋にしようかと選択肢を広げられるので、ちょっとワクワクした気持ちでいられること。
どんなに嫌でも、少しずつでも、普段から断捨離を意識できること。
限られたスペースしかないので、とりあえず娘と川の字で一緒に寝られること。

そんな賃貸暮らしのメリットは、裏を返せば持ち家のデメリット。
家を購入すれば、いまの住居手当ては無くなる。
建ててみなければわからないけれど、その土地のご近所さんとの付き合いや地域の付き合いにおけるトラブルがあるかもしれないこと。
家の広さがあればある分だけ、物は増えてしまう可能性もあること。
住む土地や暮らしを固定してしまい、かんたんには転居できない不自由さを抱えて生きていくこと。
災害に何十年も耐えられるのかの不安と、何かあればリフォームのことも考えなければならないこと。

などなど、持ち家と賃貸暮らしの両者のメリット・デメリットは常にせめぎ合い、わたしの天秤はグラグラに揺れています。

ただ、30歳を過ぎて娘を産んで、この決断は早くしたほうがいいことはわかっています。
それは、お金が関わるからです。

持ち家を購入するために長期ローンを組むならば、若いうちに組まないと賃貸分の家賃が勿体ない。
しかし、このご時世、長期ローンを組んでいいものなのか。
賃貸の家賃を支払おうとも、持ち家にかかる固定資産税やリフォーム代分の現金を娘の将来のために貯めておいたほうがいいのではないか。

本当に悩む項目が多すぎて、わたしの暮らしとお金の価値観を軸に、持ち家か賃貸かを天秤で測ることはとても無理そうです。

そういうことなので、天秤に測るというような考え方は辞めて、デメリットをできるだけ小さく包みこむように、メリットがむくむく膨らむような考え方に変えようと思っています。

※画像はイメージです

未来のことはどうなるかわからないので、今の私のきもちに正直に、娘とパパとどういう暮らしがしたいのか、早急に、穏やかに考えよう。

まずはYouTubeで家のこと、暮らしのこと勉強しよう。

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