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JICA海外協力隊 関連

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2023年2次隊の海外協力隊員です。自身の、JICA海外協力隊生活に関する記事まとめです。
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記事一覧

冷蔵庫を手放したら。 |10th month in rural Uganda

最近、冷蔵庫を手放した。 ここではほぼ毎日数時間の停電が発生し、 冷凍庫内の食品や結露はたちまち溶けて水浸しになるし、冷蔵庫内の作り置きの料理もまた、冷えたり常温になったりを繰り返し保存状態が良くない。 冷蔵庫は徐々に調味料を保管しておくだけの箱と化していた。 冷蔵庫を使わなくなり、生活習慣が変わった。 毎日必要な分の食材を買い、調理し、消費する。その日自分に必要な物と分量が明確になり、手放しても良いものも明確になった。 そして、近所の人たちとよく物々交換をするようになっ

ウガンダ(東アフリカ)農村部で思い出す、故郷山梨の無尽文化

活動の一環で、複数の保護者が毎月一回集まり共同で貯蓄・借入管理を行う活動のサポートをしている。 これはVSLAグループ(Village Savings and Loans Association)と呼ばれ、 ウガンダ全土及びその他多くのアフリカ諸国で広く普及している生計向上活動の手法だ。 小規模農家や定職に就くことが出来ていない村民には 銀行口座の開設や借入が難しいという困難がありるため、 集落内でグループを形成し、共同財布に毎月各自が少額ずつ貯蓄をしている。 商売を始め

協力者からの嬉しい提案があった2学期目 +*.・

「学校での保健教育+布ナプキン作成」の取組みを初めて2学期目が終わろうとしています。 4月に取組みを始めてから、現在までに3グループへ実施が完了しました。 当初目安に掲げた数字は、【2024年中に 15人グループ×3グループ×3校=135人】でしたが、今年中取組みが可能な学校が2校と減ってしまいました。 出来れば、2校で1グループずつ増やし、計120人に実施したいと思います。 前学期の振り返りで、次に取り組むことをこのように決めました。 1、これは実現ができませんでした。

「I'm ~ing!」の罠._ウガンダでのコミュニケーションの煩わしさを解消したい.

気をつけてもすれ違う …('_')日常的な会話の中でのすれ違いが本当によく起こる。 ウガンダの公用語は英語なので、相手にとっても私にとってもお互いに第二・第三言語で会話をしているんだという事は常に頭に置いている。 つまりニュアンスの違いや解釈の違いは起こるものと思って接している。 だからいつも、特に約束事や確認事などは、言い方を変えてもう一度聞いてみたりして解釈を合わせる様にしている。 (これは自分がネイティブスピーカーでは無い以上、相手がネイティブな時にも意識している。

針が消える...。想像以上に裁縫能力にばらつきがあり、完成したけど使えない...??

小学校での保健教育+生理用ナプキン作成の取組みを始めて、最初の学期が終わりました。 今学期は、提携校1校で、6年生の1グループ(男女混合の15人)に対して実施しました。 <取組みの概要↓> 「まずは取り組み初めてみる!」という気持ちで始めた最初のグループ。 その振り返りを記録したいと思います。 "KPT法"に当てはめて取組みを簡潔に振り返り・整理する手法「KPT法」に当てはめて、整理したいと思います。 同僚や担当の学校教員とも一緒にKPTやってみればよかったなぁと思っ

ローカルNGOがどのように就学支援しているか(配属先NGOを実例に)

ひとつ前の記事で、「農村部での初等教育へのアクセスに関する課題」について書いた。 ここでは、私の赴任先したローカルNGOがどんな支援を行っているか紹介することで、「農村部の地域社会で、誰がどう解決に取り組んでいるか/現状のしくみ」について書きたいと思う。  配属先NGOが行っている支援内容  私が赴任したローカルNGOは、ウガンダで初等教育無償化が始まる以前に海外ボランティアとウガンダ人とで創設され、 当時からこの地域で初等教育へのアクセスを支援してきた団体である。 現

ウガンダ農村部にみる、初等教育へのアクセスに関する課題

ウガンダに来て4か月、ローカルNGOに配属となって3ヶ月が経った。 その期間で見えてきた事を、頭の整理も兼ねてまとめておきたいと思う。 教育制度と、初等教育の完全普及(UPE)政策ウガンダの教育制度は、以下のようになっている。 ❶初等教育 7年間 ↓ ❷前期中等教育 4年間 ❸後期中等教育 2年間 ↓ ➍高等教育(大学/専門学校)             そして現在、初等教育の無償化、中等教育の一部無償化が実施されている。 これは1990年代にサブサハラアフリカの複数の国

飛行機の荷物制限を加味しても、持ってくる価値のあったモノ(アフリカ長期滞在)_vol.1

海外渡航時、荷造は毎回迷います。 特に、中長期滞在するケースでは、 「食品」「常備薬」「性能の高い機器」「気の利いた便利グッズ」等 持って行きたいモノと、飛行機の荷物制限との闘いになりますよね。 私は2023年10月に日本を出国し、ウガンダへ来ました。 それから約4か月が経ちます。 ここまでのウガンダ暮らしので、「これ持ってきてて助かったー!」と実感しているもの 且つ、あまりネット上で挙がらないものを2つ紹介します。 消臭ポリ袋 / 100均ペットは飼っていません。

任地での1日(第12週)

2024年に入り、あっという間に2月も後半になりました。新年は1月3日まで首都や観光地で遊び、4日に任地へ帰ってきました! ウガンダでは多くの学校が、12月末(クリスマス前)頃~2月初旬が長期休みとなり、2月初旬から新年度が始まります。 私の任地では2月5日(月)から学校が再開しました。 ウガンダの初等教育事情ですが、 ウガンダでは1997年から各家庭4名までという上限付きで小学校の学費無償化がなされ、2000年には人数の上限もなくなりました。 現在、初等教育・中等教育の

暮らしの工夫、インテリア紹介

ウガンダでの暮らしの楽しみとして、模様替えやインテリア造りを楽しんでいます。 住居が自分の使い勝手の良い、心地よい空間になるように、週末に少しづつ手を加えています。 先日は、ペットボトルを活用した収納を作りました。 実はウガンダでの一人暮らしが始まってから、洋服の収納棚がいるなぁ💭 と思いつつも、ずっと机の上に積み重ねて置いている状態でした。 棚を買おうか迷っていたのですが、 飲料用に買っている大きな水のペットボトルが沢山空いてきたので それを切って収納箱にすることにし

海外協力隊員の、毎月の収支管理

何度か「お金の管理ってどうやっているの?」と聞かれることがあったので、 自分の管理方法についてと、収支の内容についても簡単に紹介したいと思います。 普段は、自分で作ったExcelの表を使って収支を記録しています。 現地通貨単位/日本円/アメリカドル の毎月のレート変動を反映させられるように作っています。 もし参考になるようなら、ダウンロードして使ってみてください。 ※関数や単語の誤記があるかもしれませんので、ご注意ください。 ※一部、記入例が入っています。記入欄等、見方は

任地での1日(第1週)

農村部の任地に派遣されてから、最初の1週間。 私は派遣(dispatch)の日が金曜日だったので、 週末にかけて新生活の準備をおこないました。 (金):引っ越し、家の掃除、家具家電等の配置 (土):荷ほどき、片付けのつづき、買い物 (日):買い物 そして、週明け月曜日から、配属先への出勤がはじまりました。 そんな活動開始時期のいま、1日の流れはこんな感じです。 am 6:30 ・起床       ・お湯を沸かす。(一日分のお湯を沸かすつもりで、鍋いっぱいに沸かす。そして

ウガンダ外務省へ表敬訪問。心臓の奥がグワッて揺れる瞬間があった。

農村部への派遣前に、首都で外務省への表敬訪問がありました。 誰と会ったのか等明確なことは伏せますが、 外務省にお勤めの3名の方へご挨拶と対談をしました。 外務省ですし、相手方にとってもJOCVの訪問は定期的にあるでしょうから、 形式的なご挨拶と、一般的なアイスブレイクレベルの会話になるかなと想像していました。 まずは自己紹介。 私はコロナ前に何度か来て活動をしていたことを話すと、 こうしてまたウガンダに来たことを歓迎してくださった。 その日は雨季の雨空で、朝から強く降っ

留学OR海外協力隊? 英語習得にはどっちが良い?ー経験の性質の違いについて

「自分のレベルアップとして、英語を話せる様になりたい。」 「英語を使って、海外生活を経験してみたい。」 「いろんな人生経験を積みたい。」 そう考えてネットで情報収集すると、 候補として多く挙がってくるのが 『語学留学・留学』 『ワーキングホリデー』。 もしあなたが過去に、国際協力やスタディーツアーへの 参加経験がある場合は、『JICA海外協力隊』 もその並びに挙がってくるかもしれません。 *** 私は2023年10月からJICA海外協力隊として、 東アフリカのウガンダと