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山梨での地域おこしとウガンダでの国際協力、両方やりたい理由

初めましての人もそうでない人も、こんにちは!キケガワです。

わたしのことを知っている人も、そうでない人も、まず、私が今やっていることを説明させて下さい。ぜんぜん違うフィールドの活動に手を出しまくっているように思えるかもしれませんが、実はそうでもないんじゃないか? 実は結び付けられる観点が相互にあるんじゃないか? 

そんな風に感じられる内容を、今回は書きます。(私は最近この感覚がぐるぐると疼いていて、そんな日々がとても楽しいのです。)

今やっていること(活動拠点になってる地域が日常生活と近い順に書きます)

・FAAVOやまなしプロジェクト運営サポート in Yamanashi

・甲府ゲストハウスと山梨で展開している居酒屋でのアルバイト in Yamanashi

・NPO法人コンフロントワールド in Tokyo, Uganda

(・就活中 in somewhere lol )

大学での講義や課外プロジェクトで、いわゆる「地域おこし」的な側面に多く携わっています。

先月は山梨県芦川村(人口の8割が80歳以上)へ行ってきました。このレポート記事も後日書きたいな。

来月は北陸三県へ行ってきます。こちらも記録残したいな。


一方で、昨年は1年間休学をして、東京が拠点の国際協力NPOコンフロントワールドへ参画しました。夏の2カ月間アフリカ・ウガンダ共和国へ行っていました。(興味ある方ぜひこちらのブログもご覧下さい↓)

地元山梨県の大学へ復学した現在も、遠隔で活動を続けています。(これ難しそうに聞こえるかもしれないけど、実際難しさはあるけど、案外できます。というか、できちゃう環境なのがコンフロントワールドという組織です笑)


さて、ここまでが私のやってきたことです。それで、最近よく聞かれることがあります。

「国際協力で海外に出たいの? 日本に居たいの? 山梨好きなの?嫌いなの?」

笑笑

山梨は大好きです。地元はいつ帰っても、美しいと感じますし、心が落ち着きます。ご近所さんが大好きです。

そして、同じように、海外にも好きな場所、地域があります。

私がこれから生きたい・過ごしたい土地は、、両方です。と答えます。

ただのふらふらしてる大学生じゃん!と思われますね。そうなんです。笑 


だけどね、もうちょっとだけ深く説明させて下さい!(ここから本題!笑)

ウガンダにいた時に、こんな風に感じました。(ウガンダ滞在中に書いたブログ↓)

格差・子どもの貧困・農業の衰退・・・

日本で山梨にいた頃よく耳にしていた単語が、同じように頭に浮かぶなあ。発展している面もある、便利が進んでいる面もある、人が武器を持って殺し合っているわけではないのに、どこかで暮らしに差が大きく開く。

そうさせている要素はなんだろう。。

山梨では、地元企業のスーパーや商店が次々にシャッターを閉めています。特に県庁所在地から離れた地方であればあるほど、昔から愛されてきたお店が経営困難になり、そこへ最近よく聞く流行りのファストフード店や雑貨屋さんが入ったりします。


ウガンダでは、経済発展が急速に進み、首都カンパラには大きなショッピングモールやビルが多く建っています。そのほとんどが、外国資本の企業。(こちらの大型商業施設内のスーパーはオーストラリアで一番メジャーなスーパーの一つ。オーストラリア好きな方、わかりますか? 上から7番目。)

そこで働く人の多くは、家族メンバーに国軍に入っている人がいる・政府に関係したポジションにいる人がいる・大統領と同じ地域出身。

警察は汚職だらけで、走行中の車を適当に止めては、意味のない言いがかりをつけて罰金を取る。交通整備の青年は適当に棒を振り回しているだけ。(もっとも、あれだけの交通量を1日捌ききるのは不可能に近いとも思えるが...)

農村部では、国から地方自治体へ職員が送られその人達の権限で、大きな道路の整備や学校、刑務所、下水道が作られる。それらの設備を、使用料を払って使える人は一握り。

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あれ、なんだか全く違う状況とは思えなくなってきませんか?? 

法整備や企業の誘致、人口の内訳などなど、単純に比較できないのはもちろんです。

だけど、大きな権限を持つ人や組織にほとんどが決められてしまう。そのほかの人たちは、そこに何かなすすべを持ってないように見える。

資本・情報・モノ・ヒトの流れが、中央集権的に動いている結果として、山梨でもウガンダでも、地方に暮らす人々へ、資本循環の恩恵が至っていない。地域の資源を使った製品が生み出した資本が、地域に戻ってこない。

全国へ販路やネットワークを持つ大きな組織が潤い、地域内へのネットワークで十分生きていた組織は、生きられなくなってきた。そこへ暮らしていた人たちが生きられなくなってきた。

移動が可能な場合、移動を望む場合は、移動したらいい。でも移動を臨みたくても、いろんな制約で不可能な状態にある場合は?? 

「生きたい土地で、生きたい人と生きられる」

こんなに平凡で、普遍的であることが、叶わない人が地球上には大勢いる。特に今日、その存在が顕著になってきている。そう感じます。

そんな状態を変えたい。

何が変わったらいいのかな?? 

「地方に暮らす人々へ、資本循環の恩恵が至っていない」
「地域の資源を使った製品が生み出した資本が、地域に戻ってこない。」

この辺りが引っかかっているんです。そして、私が今いる環境で、その引っかかっていることを解き明かしたい。

そんなことで、今やっていること達があるわけです。


気がついたら長くなってしまっていました。ここまで読んで頂きありがとうございます。これから少しづつ、それぞれの活動を通して見たこと感じたことを、文字にしていこうと思います。よかったらまた読んでみて下さい。


noteのアカウントを作ってからなかなか書かなかった自分が、今回やっとこうして書いてみている背景には、中学校の恩師から「マナの観たことをもっと発信してほしい」と言って頂いたということがあります。今でもこうして見守ってくださって、気にかけてくださって、背中を押してくださる存在にいていただけることは本当に、ありがたいことです。先生ありがとう。

地元、だいすきです。(笑)


暗めに終わっていたら嫌なので、

地方は多様な資源がいくらでもありますよ!なにでも遊べます!

魅力しかないや! そんな魅力を光らせて、変化を創ります。


山梨に来たら教えて下さいね!沢山の魅力で遊びましょう。

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