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現地パートナーを#3つで紹介

こんにちは。

前回noteで書いた、ウガンダ共和国農村部へ「石鹸と手洗いを届ける」緊急支援クラウドファンディング。1ヶ月間の挑戦は、5月29日(金)23時に終了します。あと3日。

無理のない範囲で、でも、出来たら是非!!ご支援頂ける方はこちらからお願い致します!●プロジェクトの詳細・ご支援はこちら


さて、このクラウドファンディング実施過程で、スタッフ皆んなで毎日ブログを更新してきました。実はこの”ロールプレイ作戦” は、私たちのお決まりというか「よっしゃチーム一丸で頑張るぞ!」という時によく発動します(笑)

そう、私たちは「チーム一丸」の力で進んできています。

今回の緊急支援、そして今日に至るまでのいくつものプロジェクトを実現させて来た大切なチームの仲間が、日本だけではなく活動地にもいます。ウガンダ人NGOの「JEDOVC」です。

コンフロントワールドの事業は、現地パートナーのJEDOVCを推進する形で、活動地へ変化を生み出しています。

そんな大切なウガンダの仲間たちの紹介を私から、#3つでご紹介しようと思います。


#誠実

国際協力界隈ではよく、活動地での「資産持ち逃げ」「時間にルーズ」など、日本人の私たちからするとびっくりするような「曖昧さ・いい加減さ」みたいな事を耳にするかと思います。

私がJEDOVCと初めて会った日、彼らのオフィスに訪問した時に、真っ先に目に入ったのが「色分けされて陳列されたファイルと棚」でした。↓

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訪問する前から事前に送っていたコンフロントワールドの資料も、すべて印刷してフィアリングしてありました。初めましての時ですよ。

数ヶ月間の滞在中に、何度か活動地の県庁へ訪問する機会がありました。 これまで幾度と、行政と、より単位の細かい農村の自治体との間に入り、プロジェクトを遂行してきていたJEODVCは、どんな小さな活動も県庁へ報告、書類の提出を行なっています。

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コンフロントワールドとパートナーシップを結ぶ際に、了解覚書(界隈だと、英語でMOUとよく呼びます)という ”法的効力のない、協働内容や取り決めを示しておく書類" を作成し、締結しました。

この了解覚書も例のごとく県庁へ提出するJEODVCな訳ですが、これまたよく聞く話「県庁のトップが出勤しない。いつ出勤するのか分からない。」という事態が発生しました。

そんな時にJEDOVCは、何日かトップを待ってみてから、県庁の他の職員を捕まえて交渉、そして書類を託し、その後郡庁(県庁ー市役所 みたいな関係)へ書類を提出しました。 「県庁のトップに提出すること、認めてもらうこと」が最重要事項なのではなく、「地域の行政へ、活動を知らせる事。そして協力も煽っていく事」それが重要と考えているからの結論と行動でした。

「活動を届ける、地域の人たち」に対してとても誠実な姿勢を、彼らからはいつも感じます。


#お茶目

そんな真面目な彼ら、ユーモアにも溢れています。農家をしているメンバーはいつもバナナやマンゴーやサトウキビを片手に「おはよう!食べな!」と対話してきてくれます。

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生姜の生産も盛んな農村部で生姜を食べさせられ、コンフロントワールド:「辛っ!」←JEDOVC:「ヘッヘッヘ」

なんて会話が振り広げられる光景は渡航時によく見ます(笑)

活動地リーダーのディクソンさんは、なぜか日本のドクターヘリが大好きでいつも必ず会話に出てきます。「欲しいんだ支援してくれ」ではなくて、

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「ドクターヘリがあったらいいよねぇ。僕運転できるようになれるかな。ウガンダはなりすましドクターや先生も多いから、なりすましドクターヘリなんて事になったら大変だぁははは」なんて風に話します(笑)

最後に、JEDOVCのボス、サイモンさんは、サングラスに短髪の、強面。

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なんですが、実はこんなチャーミングな笑い方をする、シマウマTシャツを着こなす紳士なおじ様です。

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#挑戦者

最後に、私がJEDOVCの本当にかっこいいなと思う姿勢の一つがこれです。

JEDOVCは今の活動地で既に十数年活動を続けてきています。行政とも良い関係性を築いていて、コンフロントワールドとパートナーシップを結ぶ前も今も、資金調達は大使館や海外NGOの助成金制度に自分たちで申請をして得てきました。そういったステークホルダーへの報告などの経験値も豊富です。

そんな彼らですが、常により良い方法、他の法人のやり方、導入しているプロダクトへ、関心を向けています。

例えば、コンフロントワールドと小学校に初めての貯水タンクを建設する当時、過去にJEDOVCが作ってきたコンクリート製のタンクの良さを大切にしつつ、隣町にいるNGOが開発したプラスチック製小規模タンクを、参考にするために一緒に見にいしました。

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サイズ、素材、構造(掃除など扱いやすさ)等について、開発者や私と沢山話をして、建設するタンクを決めました。その時に、年齢・活動歴・実績なんて気にせずに、単純にプロダクトと導入経験に基づいて議論する彼の姿は「挑戦者」でした。(現地に来たばかりの小娘な私にさえ、対等な口調で丁寧に忍耐強く沢山会話を重ねてくれました。)

”正解”のない国際協力において、固定概念とか 外もの新参者への軽視とか

そういう無意識でいつの間にか発生しがちな姿勢よりも、常により良いことを見る姿勢が先立っている人って、多くないと思っています。彼を見て、私自身がそう気がつきました。

とっても尊敬している在り方です。


以上が現地パートナーを表した#3つです。

すみません、長くなってしまいましたが。。最後まで関心を持って読んでくださった皆さん、ありがとうございます! 仲間を知って頂けたらととても光栄です。


ウガンダ共和国農村部へ「石鹸と手洗いを届ける」緊急支援クラウドファンディングはあと3日間。

石鹸と手洗い環境を届け、CPVID-19の感染予防に対しての活動を半年間う為に必要な資金額まで、あと88万1千円が必要です。(25日25時時点)

無理のない範囲で、ご支援頂ける方はこちらからお願い致します!

プロジェクトの詳細・ご支援はこちら

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