7.結婚観の話
思ったことや感じたことをつらつら綴るだけのノートなので、更新がなかった間は心の動きがあまりなかったように思う。
心や頭をもっと動かして、何事にも積極的に飛び込める人生にしていきたいものです。
少し前、心を動かした話を少し。
私は結婚しておりません。
結婚する気も、ましてや子どもを産むつもりも今のところない。
高校生までの自分は結婚に少なからず夢を見ている普通の女の子で、子供産んで、夫という人と色々ありながらも幸せに暮らしたいなーなんて思っていた。
社会に揉まれ、色恋に揉まれて現在。
結婚に全く魅力を感じない大人になってしまった。
最初に結婚の魅力を減らすきっかけとなったのは、結婚を一時期考えた彼氏と別れた時。
当時は相手の浮気が原因で別れたようなものだったので、相手のことばかり責めました。
しかし、数年経ち熱が冷めて自分を客観視した時に、別れた原因は私の性格からもあるのではないかと気づき、自分の浅はかさと相手に対しての申し訳なさでいっぱいになり、自分は恋愛に向いてないのかも…と思ったのが最初だった。
次のきっかけは、両親の離婚。
私の両親は、幼い頃から不仲だった。
毎日繰り広げられる喧嘩や罵声、お互いがお互いを否定したり子供の存在を否定する言葉の数々を聞かされて育ったのが私と私の兄弟だ。
好きで生まれてきた訳でもない両親の元で不仲に巻き込まれ、幼い頃から弟と祖母の家に逃げ込むことが多く、離婚の話を聞いた時も「ようやくか」と思った私は、気付けば家族や夫婦という「縛り」があまり得意ではなくなってしまっていた。
そうして出来上がった、奔放で地に足のつかない自分。
楽しいようで、実は結構辛くて。
私の好きな場所は、「カップルやファミリーが行くスポット」
という固定概念が強く残るものがほとんどらしく、一人で行ってはどこか寂しい気持ちや周りに嘲笑われている気持ちになり、足早に帰ることが多々ある。
カップルもファミリーも、私の事なんて見ていない確率の方が高いのに(笑)
そんな私だけど、結婚っていいもんだなって思える出来事もあって。
学生の時出会った友人AとB。
出会った時から私は2人のことが大好きで、出会った時からAとB付き合えばいいのにと言い、更には付き合う前から「結婚すればいいのに。」と耳にタコができそうなくらい言ってきた友人AとB。
この2人が結婚したという報告を聞いた時だ。
その頃は色々あってもう疎遠だったのだけど、報告を受けた時は本当に嬉しかった。
私の夢が叶ったかのような気分だった。
浮かれすぎて、普段あまり呑まないお酒を多めに引っ掛けたのを覚えている。
素敵な夫婦になるんだろうな……結婚って、いいなあ。
数年前この出来事が最後に、結婚に対して私の心は動いていない。
これからも動くのか動かないかはさておき、この固まった頭をやわらか〜くしない限りは無理だろうなあと、
今日もひとりで文字を綴りお酒を飲んでいる。
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