かがくのちからってスゲー!の話
こんにちは。
まるこです。
写真は先日食べたまぜそばです。
とっても美味しかった。
私、季節の変わり目って体調悪くなりがちで
温度変化に対してすごく敏感なんですよ。
自分、変温動物なんじゃないかって思って、
ハダカデバネズミのこと考えていたんですよ。
ふと思ったのが、
「あれ?変温動物ってなんだっけ?」
ってなりました。
「は?」
って感じなんですけど、
私の頭の中で巡っていたのが
・変温動物という言葉の意味ってなんだっけ?
・変温動物ってどんなのがいた?
・対義語って恒温動物だよな?
・あれ?恒温動物ってなんだっけ?(は?)
まあこんな感じで、たまにあるやつです。
普通に使ってた言葉がよく分かんなくなるやつ。
よし。
ひとつずつ紐解いていきましょう。
①変温動物という言葉の意味
【変温動物】
外界の温度によって体温が変化する動物。鳥類・哺乳(ほにゅう)類を除くすべての動物がこれに当たる。冷血動物。
はいはい。だよね。
②恒温動物という言葉の意味
【恒温動物】
恒温動物とは、気温や水温など周囲の温度に左右されることなく、自らの体温を一定に保つことができる動物。かつては、定温動物、温血動物とも言われた。
うむ。
③変温動物の対義語は恒温動物?
変温動物とは、外部の温度により体温が変化する動物のことをさす。かつては冷血動物とも呼ばれた。対義語は恒温動物。しかし現代では、動物の体温制御が種によって多様であることが発見され、恒温動物と変温動物の2つに分けられるという考えは誤りであることが分かったため、これらの語は科学的には使われなくなってきている。
Wikipediaより
ふぁ!?
「これらの語は科学的には使われなくなってきている」
まじですかい。
中学とか、高校で学んだ「生物」の授業は何だったのか…。
何でだろう??
調べました。
色々な文献を漁ると見えてきたのが…
変温動物は、
「外気によって体温が変わる動物」ではなく、
「生命活動に適切な体温にする動物」が正しい。
恒温動物は、
「常に一定の体温の動物」ではなく、
「変動する外気温に対して、深部体温を一定に保つために余剰分の熱を放出する動物」が正しい。
よって、
「変温動物」→「外温性生物」
→体温の熱源の多くが外気に依存する。
「恒温動物」→「内温性生物」
→体温の熱源を体内に持つ。
さらに、これらが
・哺乳類
・鳥類
・爬虫類
とかで分けられないらしい。
(たしかにハダカデバネズミは、哺乳類だけど変温動物だよね。)
らしい。(間違っていたらゴメンナサイ。)
はえ〜〜。
またひとつ賢くなった。
中学時代の知識のままだと、
うっかり科学者まみれの飲み会に行った時、
うっかり「トカゲは変温動物!」「人間は恒温動物!」なんて言ったら
袋叩きにされる所だった。
あぶねー。
とはいえ、
過去の知識が現代で改められるって
自分で調べて知見にしないと分からないもんね。
科学は日進月歩と言うけれど、
非科学者も歩幅を合わせるまで無くとも
多少着いていける位には、アップデートしよう。
そう思いました。
科学って見えないところで確実に進歩してんのね。すげぇわ。
〜おわり〜