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【少子化対策①】

 少子化対策的な記事を読んでみたら明後日の方向向いてるなって思ったりもしたのでせっかくなら自分も明後日の方向向いて書いてみる。

 子供を産みやすい育てやすい環境を作ろうみたいなことがよく書いてあるんだけど、経済的にもね、確かにアンケートではそういう理由や不安があって踏み切れないみたいな意見が多いんだろう、でもそれはマクドナルドのサラダじゃないか。マクドナルドでお客様が何を求めているかアンケートをとったら、サラダなどのヘルシーなメニューって結果が出たんだってさ、意気揚々、自信満々、新メニューでサラダを出したら……全然売れなかったらしい。
 アンケートだと、匿名だろうとみんなそれっぽいこと書くんだよ、人間ってのはそんなもんなんだよ、ヘルシー志向ならそもそもマクドナルドに行かないよ。
 つまり本当の理由は他にある。

 個人的にはそもそも子供ができて結婚した人たちを『デキ婚』ってバカにしてた社会なんだから自業自得だと思うところはある。
 建前と現実に明確な差があっても頑なにそれを隠そうとする社会の体質から変えないとどの問題も同じところで躓くだけ。
 2人目、3人目を産まない理由として経済的な不安って言うならまだ分かるけどね、まだパートナーすらいない人たちに子供を産まない理由を聞いても、聞かれた方もそれっぽい理由を答えるしかないよね。
 経済的に不安……それはもう結婚とか出産とか関係なくただ生きてるだけで不安なんだよ、経済的に。

 さて、明後日の方向を向くけど、自分的には少子化対策として力を入れるべきはひとり親に対する支援である。
 核家族って社会で習ったけど、夫婦+子供が家族の基本的な単位ってね、だから政治はそこを中心になりがち、けど保護者+子供という家族の最小単位が安定して暮らしていけないと結婚するのも出産するのも不安なのは当たり前。今なんて離婚率高いんだから。
 過去には『デキ婚』をバカにしていたんだから、そこから学べって意味で、ひとり親を常識の枠組みに入れて制度を整えるべきだってこと。結婚と離婚は最初からセットで考えるべきだし、なんなら結婚はしないけど子供は産むというのも自然なこととして受け止めるべきだ。
 結婚しやすい社会ってのはもしかしたら離婚しやすい社会なんじゃないの、っていう発想と、結婚と出産を別に考えようという考え方。どうせ男なんて何も育児しないんだからって愚痴をよく聞くから、いっそ切り離そう。
 離婚してもひとり親に対する支援が充実しているから安心な社会……という若干カオスな雰囲気のキャッチコピーではあるが、それが現実なんだからそうしようよという意見があっても良いだろう。
 養育費というのも税金並みにきっちりと制度を整えるべきだ。縛るなら社会通念ではなくそこで縛れと思う。
 
 結婚や離婚、出産や子育てのハードルを徹底的に全下げ社会、爆誕。

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