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コント台本『三人で入れ替わっちゃった』

田中(男)
中学二年生。スポーツは得意ではないがゲームは得意。スマブラではネスやファルコを使うタイプ

鈴木(男)
中学二年生。スポーツが得意で友達も多い。ちょっとやんちゃもするがどこか憎めない。家にもう誰から借りたか分からない漫画やゲームがたくさんあるタイプ。

山田(女)
中学二年生。勉強は結構出来るのだが何かと慌てん坊。学校の男子を中身とかではなく部活や所属しているグループで好きになるタイプ。

※人と人の中身が入れ替わるお話ですが、多分めちゃめちゃ分かりにくいと思いますので人名を、
「人格(身体)」で記載しております!

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田中(田中)「いやぁ、鈴木君今日の体育のサッカーも大活躍だったね。」

鈴木(鈴木)「へっへっへっ、あんなん俺からしたら楽勝だぜ!」

田中(田中)「良いなぁ。僕もあんな風にシュート決められたらなぁ。(ぎこちなくシュートのフォーム)」

鈴木(鈴木)「あんなの簡単だよ。良いか?シュートっていうのはな。こうしてこうだ。(豪快なシュートのフォーム)」

田中(田中)「こうだ!って言われても分かんないよ。(笑)」

鈴木(鈴木)「だからぁ、こうして~こう!」

鈴木、助走を付けて勢いの良いシュートのフォームをするがバランスを崩して田中と激突

田中(田中)「わぁ!危ない!」

鈴木、田中、倒れる
ここで鈴木と田中の中身が入れ替わる

鈴木(田中)「いてて、わりぃわりぃ…。(立ち上がる)え?」

田中(鈴木)「もう、危ないよ…。(立ち上がる)あれ?」

鈴木(田中)「(田中を指差しながら)俺?」

田中(鈴木)「(鈴木を指差しながら)僕?」

鈴木(田中)「もしかして…」

鈴木(田中)、田中(鈴木)「入れ替わってる?!」

田中(鈴木)「え?え?なにこれ??身体が入れ替わってるよ?え?」

鈴木(田中)「今のぶつかった衝撃で中身が入れ替わったって事か?あのよく漫画とかである。」

田中(鈴木)「あれ?ホントに起こるの?!大変だ!早く戻らないと!でもこれどうやったら戻るの?」

鈴木(田中)「漫画とかでよくあるのはもう一回ぶつかれば戻るよなぁ。」

田中(鈴木)「じゃあ早くもう一回ぶつかろう!」

鈴木(田中)「いや、まだこの身体借りてちょっとしか経ってないじゃん。もうちょっとくらい貸してくれよ。」

田中(鈴木)「いや、友達から借りたゲームソフトみたいに言わないでよ人の身体を。」

鈴木(田中)「良いじゃん良いじゃん。たまにはさっ、お前の学校生活も楽しそうじゃん。さーてこの身体でなーにしよっかな~(どこかへ行こうとする)」

田中(鈴木)「いや、鈴木君!ちょっと待ってよ!」

鈴木(田中)、出ていこうとした所で走ってきた山田(山田)とぶつかる
ここで鈴木(田中)と山田(山田)が入れ替わる

山田(田中)「いててて、ごめんなさい私急いじゃってて…」

鈴木(山田)「いやいや山田さん、こっちこそよそ見してたし…。怪我はない?(立ち上がって手を差し伸べて)え?」

山田(田中)「あ、ありがとう。え?」

鈴木(山田)、山田(田中)「入れ替わってる?!」

田中(鈴木)「うーわ、最悪だ!!」

鈴木(山田)、山田(田中)あたふたしている

田中(鈴木)「え?もうこれ誰が誰?(笑) 」

山田(田中)「え?私田中君とぶつかって…つまり…(鈴木(山田)に向かって)田中君?」

鈴木(山田)「ううん、鈴木。」

山田(田中)「え?」

田中(鈴木)「で、僕が田中。」

山田(田中)「…は?」

田中(鈴木)「そりゃそうなるよね。あのぉ、ややこしいんだけど…。山田さんが僕とぶつかる前に…あぁ僕っていっても中身は鈴木君なんだけど…えーとそれでその前に僕と…、あぁ僕が今田中ね…で…。は?(笑)」

山田(田中)「あー、つまりあなたが田中君、そして私の身体が今鈴木君って事ね。」

田中(鈴木)「そう!!!!凄い理解力だね。」

鈴木(山田)「田中の身体、又貸ししちまったって訳ね。」

田中(鈴木)「だからゲームソフトみたいに言うな。とにかく!三人で入れ替わっちゃうのはもう訳が分からないから早く戻ろう!えーと、これは?どう戻れば良いんだ?」

鈴木(山田)「じゃあまず、田中と山田さんがぶつかってまず田中を元通りにしようぜ。」

田中(鈴木)「そうだね。じゃあ山田さん、僕とぶつかって戻ろう!」

山田(田中)「え…、ちょっと嫌かなぁ…。」

田中(鈴木)「え?」

山田(田中)「私、田中君の事あんまし好きじゃないんだよね…。なんかナヨナヨしてて…生理的に無理なんだよね。そんな人と身体と身体をぶつけ合うなんて…」

田中(鈴木)「え…。いや!でも、見た目鈴木君だよ?」

山田(田中)「人は見た目じゃなくて中身でしょ?そういうところよ?」

田中(鈴木)「ごめん。。。」

鈴木(山田)「えー、じゃあ俺とは?」

山田(鈴木)「鈴木君となら…いいかも…。」

鈴木(山田)「山田さん…。」

田中(鈴木)「じゃあもう早くやって?うん。」

鈴木(山田)、山田(田中)もじもじしている

田中(鈴木)「いいからさっさとやれよぉ!ばっ!とほら!ね!あと、人の身体でもじもじしないで気持ち悪い。」

鈴木(山田)「じゃあ、いくね?」

山田(田中)「うん。」

鈴木(山田)、山田(田中)にぶつかりに行こうとしてこける

山田(田中)「鈴木くんっ!大丈夫?!」

鈴木(山田)こけた拍子に蚊にぶつかる
ここで鈴木(山田)と蚊(蚊)が入れ替わる

蚊(山田)「(起き上がって)プーーーーーーン」

山田(田中)「え?」

田中(鈴木)「は?」

鈴木(蚊)「タスケテクレー」

田中(鈴木)「え?(飛んでる蚊を指差しながら)これと入れ替わったの?!蚊だよ?!」

蚊(山田)「プーーーーーーン(口を尖らせて田中(鈴木)の血を吸いにいこうとする)」

田中(鈴木)「こわいこわいこわいこわい!」

山田(田中)「やめて!田中君なんかに!」

田中(鈴木)、蚊(山田)から必死に逃げる
山田(田中)、蚊(山田)を止めようと追いかける
山田(田中)、追い付いて蚊(山田)にビンタする
ここで山田(田中)と蚊(山田)が入れ替わる

山田(山田)「はっ!私の身体!戻ってる!やった!じゃ!私急いでるから!」

山田(山田)走って出ていく

田中(鈴木)「あ、山田さん!…って事は?」

蚊(田中)「プーーーーーーン」

田中(鈴木)「もう勘弁してよぉ(泣)」

鈴木(蚊)「タスケテクレー」


おしまい

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